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2014.07.30 Wednesday
マリリン・マックー&ビリー・デイヴィス・ジュニア
マリリン・マックー&ビリー・デイヴィス・ジュニアというのは、フィフス・ディメンションというコーラスグループにいたメンバー。
メインの2人が抜けて、フィフス・ディメンションはメンバーが入れ替わりながらも、現在も続いている。 マリリンとビリーは結婚して、今もおしどり夫婦。 時々コンサートもやっている。 今ではマリリンが70歳、ビリーが76歳。 こないだWebでインタビューをやっている姿が映っていたが、どちらもスマートだった。 まだ現役だ。 ホームページもあって、すごく懐かしかったので、今回二人のアルバムを買った。 ぼくは中学2年の時に、フィフス・ディメンションの2枚組のレコードを買って、それこそすり切れるほど聴いた。 フィフス・ディメンションは当時の黒人コーラスグループとしてはポップな路線だったと思う。 輝く星座〜アクエリアス〜、ビートでジャンプなどヒット曲を放ったが、ぼくはローラ・ニーロというライターの曲が好きだ。 ゴスペル風の曲もあるし、メッセージソングもある。 なにより、ビリー・デイヴィス・ジュニアの声がいい。 もう76だから、さすがに全盛期の声ではないと思うが…。 ゴスペルの雰囲気と、R&Bのテイストと、ポップな感じがミックスしたいい音楽だと思う。 70年代に、作曲家の小林亜星がラスベガスにフィフス・ディメンションを聞きに行く、という話を読んだことがある。 ああ、この人もファンなんだと思って、うれしくなった。 彼ももう82歳だから、この2人のアメリカのコンサートには行けないだろうなあ。 ビートルズのポールやリンゴもそうだが、60年代から70年代に活躍してきたミュージシャンがぼちぼち年をとって、もう70代。 いつまでも元気で活躍してほしいと思う。 そういうぼくも、もう57歳。 あと3年で夢の60代。 もうあまり新しい音楽を聞きたいと思わなくなった。 子どもがいなければ、ほとんど聞いていないだろう。 かろうじて、子どもの世代を通じて、新しい音楽とつながっている。 でも、それももう長くはないだろう。 マリリン・マックーとビリー・デイヴィス・ジュニアのような人たちの音楽と付き合っていきたい。 |
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