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2012.10.20 Saturday
火星の生命
今日のNHKスペシャルは火星のキュリオシティの特集だった。
内容はさておき、番組のキャスターがキンキキッズの堂本、中川翔子、子供漫才の前田、ゴリ(タレント?)とNHKの女性アナウンサー。 せっかくスペシャルをやるのなら、もうちょっとキャスティングを考えてほしい。 それはさておき、VTRは面白かった。 どうやってキュリオシティを動かしているのか。 ナビゲーションカメラで地形を調べ、勾配をみて、何時間かかけて数十メートル進む。 2000億円の車の運転だ。 運転士はキャップをかぶって、カジュアルなスタイルのおじさん。 地形を調べ、シミュレーションして、ルートを決めて遠隔操作で動かす。 キュリオシティの降りた場所には、丸い石があって、おそらく以前水が流れていたところだという。 地球で、水の流れで角が取れて丸くなった石と同じ形だ。 上空からの撮影でも、カリフォルニアのデスバレーと同じような扇状地が広がっている。 なんと40億年前には火星に海があったという。 太陽系は46億年前に生まれ、当初は岩石がぶつかり合って溶け、火星は熱い星だった。 6億年かけて火星が冷え、水蒸気が雨となって降り注ぎ、そして海になったというのが学者の説。 ではなぜ水がなくなったか。 大きな隕石が衝突して、水が飛んでしまったという説。 地下に沈んで凍ってしまったという説。 まだわからない。 40億年前は、火星に陸と海があり、地球は水で覆われていたと考えられている。 火星の方が、地球より生命が生まれやすかったということだ。 そうなると、火星で生命が生まれ、それが隕石に乗って地球にやってきた、という説も出てくる。 今キュリオシティは、着陸地点からちょっと離れたところの粘土鉱物のところで、地面をサンプリングしている。 そこに生命の痕跡があるかどうか。 そのタイプはどういうものか。 本当にキュリオシティ(好奇心)を持って、結果を待っていたい。 |
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