考えたこと2

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火星の生命
今日のNHKスペシャルは火星のキュリオシティの特集だった。

内容はさておき、番組のキャスターがキンキキッズの堂本、中川翔子、子供漫才の前田、ゴリ(タレント?)とNHKの女性アナウンサー。
せっかくスペシャルをやるのなら、もうちょっとキャスティングを考えてほしい。

それはさておき、VTRは面白かった。
どうやってキュリオシティを動かしているのか。
ナビゲーションカメラで地形を調べ、勾配をみて、何時間かかけて数十メートル進む。
2000億円の車の運転だ。
運転士はキャップをかぶって、カジュアルなスタイルのおじさん。
地形を調べ、シミュレーションして、ルートを決めて遠隔操作で動かす。

キュリオシティの降りた場所には、丸い石があって、おそらく以前水が流れていたところだという。
地球で、水の流れで角が取れて丸くなった石と同じ形だ。
上空からの撮影でも、カリフォルニアのデスバレーと同じような扇状地が広がっている。
なんと40億年前には火星に海があったという。
太陽系は46億年前に生まれ、当初は岩石がぶつかり合って溶け、火星は熱い星だった。
6億年かけて火星が冷え、水蒸気が雨となって降り注ぎ、そして海になったというのが学者の説。

ではなぜ水がなくなったか。
大きな隕石が衝突して、水が飛んでしまったという説。
地下に沈んで凍ってしまったという説。
まだわからない。

40億年前は、火星に陸と海があり、地球は水で覆われていたと考えられている。
火星の方が、地球より生命が生まれやすかったということだ。
そうなると、火星で生命が生まれ、それが隕石に乗って地球にやってきた、という説も出てくる。

今キュリオシティは、着陸地点からちょっと離れたところの粘土鉱物のところで、地面をサンプリングしている。
そこに生命の痕跡があるかどうか。
そのタイプはどういうものか。

本当にキュリオシティ(好奇心)を持って、結果を待っていたい。


| | 考えたこと | 22:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
ジャズ喫茶
ジャズ喫茶というカテゴリーの喫茶店、今どれだけ残っているのだろうか。
Wikipediaでは、主にジャズのSP・LPレコード音源をかけ、客は鑑賞を主目的として来店する形式の喫茶店、とある。

昔はあった。
ぼくらが20代の頃。
70年代だったから、ぼちぼち下火になってきた頃だ。

オーディオの機械が揃っていて、レコードがたくさんあって、店でコーヒーを頼んでじーっと聞く。
あまり店内でしゃべっていると、他の客から文句がでた。
ちょっと変わった客が多かったかもしれない。

ジョン・コルトレーンとか、マイルス・ディビスとかを聞いて、感動に浸る。
店内はタバコの煙であふれている。
そんな店が一般的だった。

でも、オーディオ機器が安価になり、一家に一台という時代を迎え、音源のジャズのレコードもCDになり、今やデーターで買える時代。
聴きたい曲があれば、すぐにインターネットで購入できる。
アーティスト名で検索したり、曲名で検索したり…、何でも来いだ。

有名な店はどんどん閉まり、逆にどこに行ってもジャズは聴ける。
寿司屋や居酒屋、焼き鳥屋などで、BGMにジャズをかけているところも多い。
あまりジャマにならないのだろう。
ロックやポップスと違って、曲がかかっていても気にならない。

ジャズはマニアのものから、誰もが楽しめるものになった。

ジャズ喫茶の使命は終わったのかもしれない。

| | 考えたこと | 02:13 | comments(0) | trackbacks(0) |