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2012.10.07 Sunday
国家予算と借金
日本の国家予算は約90兆円であるが、そのうち40兆円程度が国債、つまり借金。
一方で税収は40兆円ほどしかない。 年収が400万しかないのに、使うお金は900万、という状況が今の日本だ。 毎年足りない分は借金している。 その借金が積もり積もって年収の10倍。 つまり約1000兆円もある。 普通は破産だ。 また、今若い人3人で年寄りを1人支えている。 ぼくらが若い頃は11人で1人を支えていたらしい。 単純計算でも約4倍の負担である。 要するに、年金の負担が大きくなっているということだ。 少子高齢化でこの状態は当分続く。 今、団塊の世代が退職しており、その人たちが亡くなるのは男性で20年、女性で30年ほど先になる。 どうしたらいいのか。 若い人たちに希望がないのも当たり前だ。 仕事は減るし、給料は下がるし…。 こないだ、定年の65歳化が言われていたから、ちょっと負担は減るのかもしれない。 しかし、その分定年が延びたから、雇用が減った。 どっちがよかったかは微妙な問題だ。 この状態をずっと続けられるわけがない。 借金地獄を抜け出さないといけない。 そのためには、計画をたてないといけない。 借金を返すためには、より儲けるか、倹約するか、そのどちらもか、それしかない。 効率がよいのは両方いっぺんにやることだろう。 儲けを増やすためには、産業を興していくことが必要だ。 そして倹約するためには、金を使う人を減らすしかない。 公務員の削減、民営化などを進めるしかない。 あと、20年。 それを頑張れば、人口が減って若い人は楽になる。 少ないといっても、今のフランス並だ。 6000万人でやっていけばよい。 そういう絵を描かないといけないと思う。 |
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