考えたこと2

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日本史
行き帰りの車の中で何かできることはないか、と思って音楽を聴くのもいいが、話を聞こうと思って、いろいろCDを買っている。

この年になって、日本史をもう一度勉強しようということで、アマゾンで調べてみると以前は2万円くらいで売っていた予備校の名物講師の講義が1850円で売られていた。
これはいい、と購入したら、10時間分の元CDを1枚のMPEG3のディスクにして入っていた。

さすがに、予備校の名物講師は講義がうまい。
歴史をどう捉えたらいいかというようなことも話す。
ぼくは日本史が受験科目だったのでとりあえず覚えたが、古代史、中世史などは本当に覚えただけだった。
縄文、弥生、飛鳥、奈良、平安、鎌倉、室町というところだ。

本当はテキストを目の前において、講義を聴きながら穴埋めをしていくという使い方だが、ぼくにとっては聞くだけでも十分。

歴史というのは、政治、外交、文化という3つの側面で考えていかないといけない、と先生は言う。

事実、中世の日本は今の中国、韓国とどうつき合っていくか、というところが非常に重要だった。
遣隋使、遣唐使、白村江の戦い、朝鮮出兵、元寇など、どうやって中国という大国とつきあうか、ということが政権の問題の一つ。

そして、本当の天下統一とはどういうことか。
度量衡の統一、国内どこでも同じ基準を作るということが天下統一の意味だ、と先生は言う。
それが太閤検地。
なるほど。
日本各地で別々の升を使っていては、米の取れ高を計るのが難しい。
それをやったのが秀吉の本当の偉さ、と先生が言っていた。

そういう見方をするのが、生きた日本史の考え方だろう。

今になると、そういうことがわかる。

さすがに予備校の名物教師はスゴイ。


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