考えたこと2

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かがりさん
いしだあゆみと言えば、ブルーライトヨコハマ。

「街の明かりがとてもきれいねヨコハマ」、という歌い出しのフレーズは昭和を代表するヒットソング。
スケートと関西弁が上手だった。

その後女優に転身して、映画にも出た。

何となく幸せ薄い女性の役がよく似合う。
男はつらいよでも、何となく影のある、おとなしいが芯の強い女性を演じていた。

あじさい寺という鎌倉の寺で寅次郎とデートをする。
あじさいが参道に咲いている、きれいな寺だ。
いつもの通り、寅次郎がいざとなると身をひいて、失恋する。

「今日寅さん別のひとみたいやから…」

旅人としての寅次郎と、家に帰ったときの寅次郎は違うと気づく。

かがり、という名前の役だったが、本当に魅力的だった。
いつものように、かがりの方も惹かれているのだが、その思いを寅次郎がやんわりと拒否する。

デートを終えて、とらやに帰って来ると、さくらが兄に言う。

「本当はかがりさん、お兄ちゃんを好きだったんじゃないの」
「馬鹿野郎、おれみたいなやつにあんなきれいな人が、惚れるわけないじゃないか」

そう言ってまた旅に出る。

そういう恋が昭和の恋。

今の若い人にはわからないかもしれない。


| | 映画・舞台 | 13:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
層別
この言葉、ぼくはよく使うのだが、あまり一般的ではないらしい。

英語でいうと、Classificationという言葉になると思う。
辞書では、「調査・販売などの対象とする全体を、ほぼ同じ階層の集団に分けること」ということになっている。
あまり世間の人は使わないのか、変換しても最後の方だ。

しかし、品質管理のことを知っている人はよく使う。
データーを一つ一つ見るのではなく、かたまりで捉え、分ける、というような意味だ。
その作業を層別、という。

データー一つ一つには意味がない。
一つだけ飛び抜けたデーターがあれば、特異点として扱うことが多い。
それに意味があることも多いのだが…。

より一般的な分析をするためには、層別を行う。
データーをどのような塊に分けるか、ということだ。
データーはいろいろな属性を持っている。
どの特性を層別に使うか、どれとどれを組み合わせるか…。
これが分析の肝になる。

単に時系列に平均と標準偏差をとって並べていくのは、常にやっていること。
それで何か問題が起こったときに、過去にさかのぼってその予兆がなかったかどうかを調べる、というようなことをやる。
ラインが複数あれば、ラインに層別する。
シフトがあるなら、シフトごとに層別する。
材料のロットが違うなら、ロットごとに層別する。

こんな風にして、品質管理を行う。
実際にはもっと高度なことをやっているのだが、簡単にいうとこんな感じだ。


| | 考えたこと | 01:34 | comments(0) | trackbacks(0) |