考えたこと2

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広告の世の中
ぼくらは資本主義の世界に住んでいる。
だから、原則的には、ルールに従う限り自由だ。

中国も韓国も、アメリカのメディアで宣伝をしたらしい。
全面広告のようなもの。
尖閣諸島は中国のものとか、竹島は韓国のものとか、そういう類いの宣伝。
もちろん、広告、とわかるようにして広告している。
そうでなければ、アメリカのメディアも取り上げないだろう。

しかし、そんな広告もアリなのかと思うと、複雑だ。
そんなことを許せば、お金さえあればいくらでも広告できる。
特に中国は今や世界の大国だから、資金力もある。

それらを見たアメリカ人はどう思うだろうか。
まあ、これは広告だから…、と冷静に見ているだろうか。
アメリカ人の多くは、驚くほど日本や中国のことを知らない。
どこにあって、どんな歴史があるかなどは、ほとんど習っていない。
ぼくらがアメリカについて知っていることの1/100も知らないだろう。

ということは、そういう広告をすれば、アメリカの世論は操作できるということだ。

日本人はそんな広告をするという常識がない。
それらは広告で訴えるものではなく、しかるべき場で議論するものだと思っている。
だから、出遅れている。
そうこうする間に、中国や韓国は宣伝しているのだ。

どんどん、アメリカにおける日本の存在が小さくなっている。
それに比して中国の存在は大きくなっている。
さらに、鳩山や管に代表される民主党政権が日米の溝を深めている。

現実的な選択として、日米同盟に頼るしかないと、ぼくは思う。

新聞で橋本市長が、沖縄の基地について言っていたが、あれは現実解だろう。

アメリカがいつまでガマンしてつき合ってくれるか、それはわからないが…。

今や冷戦が終わり、アメリカは極東を守る義理は薄れている。
日本の経済力が低下すれば、よけいにそうだ。

それ以外の選択肢を作るのなら、そういう考えで動かないといけない。

でも、外務省にはそんな力はないと思う。




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