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2025.06.25 Wednesday
環境省のフェイク
日経によると、「環境省は、「地球温暖化は起きていない」といった気候変動に関する「フェイク情報」が広がるのを防ぐため、ホームページに気候変動の科学的根拠を紹介する特設ページを新たに設け、情報発信を強化することになりました」とのこと。
アメリカの民主党のCO2削減はやりすぎだ、という共和党の言説に対抗するということだろうか。 さすがに、共和党も「地球温暖化は起きていない」という意見はそう多くないと思う。 しかし、今のカーボンニュートラルは明らかに無理がある。 本気でやるのなら、ちゃんとコストの話もして、それでもいいのか、と言わないといけない。 おそらく、国家予算のかなりの部分を脱炭素のために使う、ということになるだろう。 何かを犠牲にしてやめるのか、それとも増税をするのか、そういう議論だ。 脱炭素で儲かる、と言っていたが、あれはほとんど補助金だろう。 再エネ賦課金と同じことだ。 こないだも書いたが、今の環境省や経産省がやっているGX計画など、無茶だと思う。 あれこそ絵に描いた餅だ。 また、フェイクというのなら、いままで言われていた台風の激甚化などのデータをちゃんと示してもらいたい。 グレートバリアリーフのサンゴ礁や、氷の上のホッキョクグマのことなども、フェイクだったということをちゃんと示すべきだ。 サンゴは増えているし、ホッキョクグマも増えている。 明らかなファイクニュースだった。 そういうことを全く報道しないマスコミにも、苦言を呈してほしい。 イメージ先行で、実態は全くわかっていない。 また、温暖化の原因はまだ明確ではなく、太陽の活動や宇宙線の影響、さらに、気温観測のデータが都市化の影響を受けているとか、そういう情報も伝えるべきだ。 それが科学というものだ。 何でも一つの影響だけにしてしまうのは言論の封殺だろう。 環境省はそれをちゃんと正すべきだ。 |
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