考えたこと2

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日本の野球
去年の夏、阪神戦を見に京セラドームに行ったが、シーズン最長試合時間で途中で帰ってきてもまだ中継をやっていた。
サヨナラ勝ちをしたのだが、5時間16分という長い試合。
いくらなんでも長すぎると思った。

大リーグは2023年から、ピッチクロックというシステムを入れている。
ピッチングの間隔を短くして、試合時間を短くするためのものだ。
今年から韓国、台湾にも導入されるという。
日本のプロ野球だけが見送った。
詳しくはこの記事

なぜアメリカの大リーグがピッチクロックを導入したかというと、他のプロスポーツに比べて試合時間が長いことで、若い人の人気がなかったという理由。
ピッチクロックを入れて、観客動員も増えて、年齢層も若返ったという。
やっぱり海の向こうでも若い人はタイパを気にする。

記事によると、ピッチクロックとは

「・投手は、ボールを受け取ってから、走者がいない場合は15秒、走者がいる場合は20秒以内に投球動作に入らなければならない。これに違反した場合、自動的に1ボールが追加される。
・打者は、制限時間の8秒前までに打席に入り、打つ準備を完了していなければならない。これに違反した場合、自動的に1ストライクが追加される。
・走者がいるときに、投手が牽制や投手板を外した場合、制限時間はリセットされる
(※MLBでは2024年から、走者がいる場合は20秒以内→18秒以内とさらに短縮することを決めている)」

ということだ。

これで平均試合時間は3時間を越えていたのが、24分減って2時間39分になった。

ここ数年、年に1〜2回阪神戦を見に行っているが、観客の高齢化は激しい。
時折、若い人もいるが、ほとんどが還暦過ぎだ。
球団はチアガールのダンスをやったり、子どもにピッチャーをやらせたりというイベントで盛り上げようとするが、無駄な抵抗。

ピッチクロックをなぜ導入しないのか。

記事の著者は「率直に言ってNPBサイドにはMLBのような「野球離れ」に対する危機感がないのだと思わざるを得ない」と書いている。

本当に今の日本を表しているような状態。
ジリ貧を放置して、自分たちがいる間持ったらそれでいい、という考えなんだろう。

これでは高齢化ではなく、老齢化だ。

本当に野球人気を上げたいのなら、ピッチクロックは導入すべきだと思う。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:14 | comments(0) | trackbacks(0) |

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