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2018.02.27 Tuesday
ギブソン
ギブソンといえば、レスポールに代表されるギターの老舗。
フェンダーと並ぶアメリカの2大メーカーだ。 アコースティック・ギターなら、ダブというピックガードに鳥の絵が書いてあるモデルが有名かな。 そのギブソンが経営危機になっている、という記事があった。 格付け会社が、ギブソンの格付けを下げ、さらにテネシー州の地元メディアの報道がきっかけで「倒産の危機」という話。 エライことだ。 東京のショールームを開いたが、12月に閉鎖したらしい。 2014年にできたところだったのに、残念。一度も行かなかった。 一方で、ギブソンは倒産危機の報道を否定したとのこと。 でもまあ、火のないところには煙は立たないから、シンドイのは事実なんだろう。 エレキギターの売上が急激に低下したとのこと。 過去10年でエレキギターの売上高は年間約150万台から年間100万台に低下したらしい。 ギブソンと並んでフェンダー社も負債を抱えているとのこと。 そうだったのか…。 そういえば、日本でもエレキギターを作っていたヤマハはラインナップを縮小したし、イバニーズもフェルナンデスも一時に比べると減った。 日本も少子高齢化で18歳人口が半分になって、ギターが売れなくなっているのだろう。 最近はギターケースを持ってい歩いている人も減った。 70年代後半はたくさんいたのになあ。 元ビートルズのポールがギター不振のインタビューに答えて言っている。 「私はジミ・ヘンドリックスに憧れたものだが、ギターのヒーローは、もういないんだ。かつては誰もがギターを欲しがったものだが......」 確かに、邦楽を見ても、洋楽を見ても、ギターヒーローは減った。 今はダンスブームでバンドは影に隠れていたりする。 以前と同じくギターはいるのだが、黒子になってしまった。 バンドなら、それなりにギターはかっこいいと思うのだが、以前ほどスポットライトは当たらない。 やっぱり、ギターは以前ほど人気がないのだろう。 ギブソンが経営危機とは…。 だから、ティアックを買収したりして、音響機器をギブソンブランドで出そうとしていたのか。 そういえば、フェンダーもブルートゥーススピーカーなどを出しているし、アンプも新しくなった。 ギブソンはちょっと遅れている感じだ。だからシンドイのかもなあ。 ギブソンのブランドは強いから、どこかが買収するとは思うが、まさか「儀武尊」みたいなことにはならないだろうなあ…。 |
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