考えたこと2

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層別
この言葉、ぼくはよく使うのだが、あまり一般的ではないらしい。

英語でいうと、Classificationという言葉になると思う。
辞書では、「調査・販売などの対象とする全体を、ほぼ同じ階層の集団に分けること」ということになっている。
あまり世間の人は使わないのか、変換しても最後の方だ。

しかし、品質管理のことを知っている人はよく使う。
データーを一つ一つ見るのではなく、かたまりで捉え、分ける、というような意味だ。
その作業を層別、という。

データー一つ一つには意味がない。
一つだけ飛び抜けたデーターがあれば、特異点として扱うことが多い。
それに意味があることも多いのだが…。

より一般的な分析をするためには、層別を行う。
データーをどのような塊に分けるか、ということだ。
データーはいろいろな属性を持っている。
どの特性を層別に使うか、どれとどれを組み合わせるか…。
これが分析の肝になる。

単に時系列に平均と標準偏差をとって並べていくのは、常にやっていること。
それで何か問題が起こったときに、過去にさかのぼってその予兆がなかったかどうかを調べる、というようなことをやる。
ラインが複数あれば、ラインに層別する。
シフトがあるなら、シフトごとに層別する。
材料のロットが違うなら、ロットごとに層別する。

こんな風にして、品質管理を行う。
実際にはもっと高度なことをやっているのだが、簡単にいうとこんな感じだ。


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