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2023.12.24 Sunday
AIで宣伝
パルコや伊藤園が、広告に生成AIが作ったタレントを起用するとのこと。
いよいよモデルの仕事もAIに取って代わられることになる。 今までのように、モデルで撮影するという手間がなくなる。 モデルがAIになると、グラフィックムービーもAIになる。 実在しないのだから、当然だ。 今年のパルコのクリスマスキャンペーンは生成AI。 担当者は省力化、コストダウンが目的ではないと言うが、結果的にそうなっている。 撮影しなくていいし、モデル代も不要だ。 結果的に試行錯誤の幅が増えるので、今までとあまり変わらなかったというが、習熟すれば確実にコストも期間も短縮できる。 生成AIで作ったモデルにも肖像権や著作権があるのだろうか。 そこは気になるところ。 すでにパルコでは、広告代理店ではなく、自社でクリエイターを要請しているとのこと。 お茶の伊藤園も、9月から生成AIのタレントの起用をしている。 カテキン緑茶のCMを見たが、歩いていると同時に年を取っていくというイメージ。 これはAIタレントだからこそできる。 これからの時代、広告主が広告のイメージを生成AIで作る時代になってきた。 言葉よりもイメージのほうが正確に伝わる。 生成AIのクリエイターがどこの会社でも必要になる時代。 電通や博報堂も大変だ。 物理的に撮影するとなると大変だが、グラフィックで全て出来てしまうから、制作時間は短縮する。 変更も簡単だ。 そのうち、広告「代理店」はなくなるか、ビジネスの幅は小さくなるだろう。 グラフィックで、ネットで広告するのなら「代理」するものなどなくなるからだ。 全てがビジネスの主体に戻っていく。 それがネットの力なのだろう。 |
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