考えたこと2

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社会科
今の高校の社会は科目が増えた。
世界史A、世界史B、日本史A、日本史B、地理A、地理B、現代社会、倫理、政治経済、と9科目もある。
同じ歴史や地理でも、AとBに分かれている。
今回、2020年の実施案が示され、世界史の必修がなくなり、歴史総合と公共というのが必修になるらしい。

ニュースによると、

 「高校では、「社会科」で必修の『世界史』を見直し、世界情勢の中での日本の立場や影響などを、近現代史を中心に学ぶ『歴史総合』という科目を新設する。また『公民』でも、18歳選挙権の実施などを受けて『公共』という科目を作り、模擬選挙などを通じて社会に参画する力を養う。」

ということだ。

日本人がアジアの周辺国を意識して、世界との関係の中で近現代史を学ぶというのはいいことだと思う。
内容については、いろいろ揉めそうだが…。

ぼくらの頃はたしか日本史、世界史、地理、倫社、政経の5つだったと思う。
高校の方針でいろんな履修の仕方があったが、3年間で一通りは習うようになっていたはず。
どれかを全く習わない、ということはなかった。
今は世界史と現代社会か倫理+政治経済のいずれかが必修で、それ以外に日本史か地理を1つ取ればいい。
自国の歴史を高校で学ばなくてもいい、というのはおかしな話だが、これには世界史の履修漏れの問題があっての処置。

総じて社会科という科目は、なぜそれを学ばないといけないのか、というところが一番難しいと思う。
わけも分からずいきなり教えても、覚えられないだろう。
それぞれの科目の意味を教えないといけない。
ひょっとしたら、教えてくれたのかもしれないが、忘れてしまった。

ぼくは社会に出てから、なぜ歴史が大事なのかということを本で読んで感心した。
そういう元のところを教えることが一番大事だ。
でも、いまのように社会化を細分化して教えるのはヨクナイと思う。

高校時代、倫社の授業はみんなの内職の時間だった。
先生もそれは仕方ないという感じで授業をしたと思う。
ぼくは入試は日本史で受けたが、倫社も政経も面白かった。
入試の科目ではないから、逆に興味を持てたのかもしれない。

どうせなら、社会総合という必修の授業を立てて、各科目を習う意味や、どういう関連性があるのかとかを教えたらいいと思う。
こういう科目は、興味を持たないと、入試が終わったらそれで一生オシマイになるのが通例。

世界はどんどん小さくなっていく。
グローバル化で世界に出ていく人も、世界から来る人も増えるだろう。
その人たちと話ができるように、教養を高めるという意味でも社会科は大事になってくると思う。

大枠で全体を理解することが必要だと思うのだが…。

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