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2006.02.01 Wednesday
僕はラジオ RADIO
久しぶりに、感動する映画を見た。
2003年のアメリカ映画。最初に「実話にもとづいたストーリー」と出てくる。 アメリカン・フットボールが題材になった映画は多いが、どれも面白いと思う。 さすが、アメリカの国技と言っていい。 この映画も高校のアメリカン・フットボール部のコーチが主人公。厳しいコーチだ。 もう一人の主人公が、知的障害を持つ黒人青年。 コーチの役はエド・ハリスという俳優だが、この人が渋い。 こんな50代になれたらいいなあ、と思わせる。 黒人青年役の俳優もすごくうまい。 タイトルのラジオというのは、この青年がラジオが大好きで、自分のことをラジオ、というところからついている。 この、ラジオがコーチに頼まれて、アメフト部の練習を手伝い、だんだんと心を開き、苦難を乗り越えて・・というおはなし。 淡々とストーリーは進む。 このコーチが、娘に、なぜ自分がラジオの世話をするのか、という場面は良かった。 盛り上げて、感動的にしている映画ではないが、淡々と進む中に、じんわりと心打たれるシーンが出てくる。 最後のタイトルバックに、実際に今も高校のフットボール部にいる、ラジオの映像が出てくる。 この映像を見たら、この映画を見て良かった・・と本当に思う。 すごくいい映画だと思います。 |
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