![]() |
2025.07.22 Tuesday
組織票
今回の参院選、一応無所属で出た泉房補が兵庫県の選挙区で1位当選。
いわゆる、ゼロうち当確というやつで、選挙速報が始まると同時に当確が出た。 前の知事選で稲村候補に入った票がそのまま流れたという感じ。 これが立憲民主や共産党の組織票という事なのだろう。 ぼくは昭和54年に入社して25年会社勤めをしたが、入社当時労働組合は社会党系だった。 何度か書いたが、組合から動員がかかって、応援演説を聞きに行ったこともある。 まあ、半ば義務感で聞きに行ったのだが…。 でも、労働組合という組織に属してはいるが、選挙で組織が推す候補に入れようという気はさらさらなかった。 動員がかかれば行くけど、選挙は自分の意志でということだ。 それは当たり前だ。 今どき、そういう人ばかりだと思っていた。 だから、泉氏の組織票などいい加減なものだと思っていたが、見てびっくり。 ほぼそのままの数字だ。 やっぱり組織票というものはいまだにあるのかと驚いた。 泉氏は以前明石市長で評判がよく、大したものだと思っていたが、その後アンガーマネジメントができず、市議会議員を恫喝したり、パワハラおやじで、結局子育て支援の政策で使ったお金は今ツケになって、明石市は困っているという話を聞き、評価が変わった。 まあ、それらはすべてネット上で得た情報だったが…。 実際、泉氏はほとんど選挙演説の予告もせず、テレビに出ている知名度があるから当選すると確信しているのか、最後までほとんど姿を現さなかった。 それでもこの結果。 本心から驚いた。 前回の斎藤知事の当選はやっぱり奇跡的だったのかもしれない。 たしかに、ネットの情報は偏っている。 ぼくのXのタイムラインは泉氏批判のオンパレードだった。 でも、実際の泉氏の行動がそうなっているのだから、仕方がない。 まあ、少しはフェイクもあったかもしれないが、実際に市議会と手打ちするために「もう政治はやらない」と言ってコメンテーターになったのだろう。 テレビで顔と名を売って、当選した。 兵庫県では、立憲や共産系が既得権を握っている。 マスコミもそちら側についている。 そういう勢力に負けるのは残念だ。 でも、その人たちは生活がかかっているのかもしれない。 政治は利権なのだ。 井戸県政20年が招いた利権の輪が根付いている。 どうにかならないものか…。 |
![]() |