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2025.07.19 Saturday
ロボットとレアアース
二本足で体のバランスをとって、立ちながら仕事をする、というのは難しい。
二足歩行の人間型ロボットの弱点だ。 それでも、ヒト型ロボットはなぜ開発されるのか、というと「AIを搭載したヒト型ロボットは人間がやることは何でもできる」からだそうだ。 中国ではヒト型ロボットがどんどん開発されているとのこと。 ファミレスで見られるようになった、料理を運ぶロボットは単機能だが、その進化型はヒト型になるのかもしれない。 値段がだいぶ上がるだろうが…。 この開発の材料のネックはレアアースだという。 もちろん動力の電池もあるのだろうが、ヒト型ロボットは関節がたくさんあって、そこにレアアースの磁石が使われる。 関節を制御するサーボモータは普通のモーターではダメらしい。 希少金属が必要なのだ。 トランプ大統領がグリーンランドのことを気にしているのは、このレアアースもある。 今でも水面下で動いているかもしれない。 中国にレアアースを押さえられているから、そのへんの技術で負けたり、量産のネックになったりする。 レアというくらいだから、地球上にはあまりないのだろう。 物理特性を考えると、代替が難しいものになる。 日本やアメリカは鉱山を探しているらしい。 日本はアトムを生んだ国だ。 ヒト型ロボットは、先行していたと思っていたら、もう中国に抜かれてしまった。 資源不足もあるのだろう。 なんとか巻き返してほしいものだ。 |
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