考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< August 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
+SELECTED ENTRIES
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
一万人の第九 練習2回目
また今週の水曜日は、第九の練習だった。
もう一度、発声法の確認を最初にやる。
骨盤底筋を使って呼吸すること、息を吐く時にみぞおちが出るように歌うこと、口の中のドームを気にすること、喉で発音するのではなく、唇の形や舌で調整することなどを復習。

今回も難しかったのは母音唱。
歌詞の母音部分だけを取り出して歌う。
要は音を伸ばすところは母音なので、そこの部分だけを歌うということだ。
この練習は大事だということだが、歌詞がドイツ語の上に、母音の表記がいろいろあって、単にアイウエオで歌うのではないのでややこしい。
この練習をもっとやろう、ということを講師陣で話し合って決めたとのこと。
今回はこれが難しかった。

一応、歌詞に発音記号が付いているページをコピーして切り貼りして、すぐに発音記号が確認できるようにして行ったのだが、練習ではそんなものを見ているヒマがない。
譜面の歌詞の部分に直接発音を書かないと、追いつかない。
次回は書いていかないといけない。

285小節からの8小節、313小節からの18小節のメロディーを歌って確認。
歌詞も読んだ。
だんだんと覚えることが増えてくる。

歌詞無しで歌う時は、発声を意識しながら歌えるのだが、歌詞がつくととたんに喉で歌うようになる。
子音が入ると、口の中の形が維持できなくなる。
だから、母音唱をやって子音が入っても口の形を変えないようにするのだろう。

今回の先生の名言は「音楽は音符と音符の間にある」。
たしかにそうだ。
音符は音の始まりを表すだけだから、間は音が伸びている部分のこと。

コンピューターで音楽を入力すると、音符の情報は一つではない。
音の始まりの数字、その音の長さ、高さ、強さのの数字だ。
これら4つの情報のうち、音の始まりと高さは譜面に書いてある。
しかし、音の強さや長さ(実際に鳴っている時間)は具体的には示されない。
そこが音符と音符の間にあたるところだ。

だから、音符と音符の間にある、と言えるんだろう。

来週も練習。
ギターのレッスンはあるし、第九のコーラスはあるし…。

がんばろう。


| | 考えたこと | 18:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
都内の大学定員抑制
こないだ、文科省が首都圏の大学の定員の抑制をやるということで、パブリックコメントを求めていた。
学生の都心への集中を防ぎ、地方創生を実現するためだという。
この手の人為的な抑制はやらない方がいい。
反対のコメントを書いて出した。

首都圏にはたくさんの大学がある。
偏差値で分けたら上から下まである。
話を私学に限れば、今の偏差値というのは入学者の半分くらいの人数が対象。
一般入試を受ける人だけが対象だからだ。
下にいくほど、一般入試を受けて入る人は少なく、AOや推薦で入るようになっている。
そういうカラクリを放置して、文科省は首都圏だけの定員規制をやろうとしている。

地方創生というと、聞こえがいい。
しかし、教育に努力し、頑張っている大学と、そうでない大学を見分けることもせず、一律に減らすのはよくないと思う。
減らすのなら、教育に熱心でなく、前に書いた「いったい大学では何を学んでいるのか?」と聞かれるような大学を対象にするべきだ。
場所で一律に抑制すれば、いい大学も経営が苦しくなる。
そんなバカなことはやるべきではない。

話は簡単だ。
推薦やAOを減らせばいいのだ。
推薦、AOで入る人数が多ければ多いほど、定員を減らす、ということだ。
それを全国一律にやればいい。

今の私学の問題は、大学入学者をちゃんと選別していないということだ。
選別しないで入れるから、入ってから大学の先生が教えることができない。
それをちゃんとやっている大学なら、定員はそのまま認める。
それだけでいいと思う。(もちろん、小中高の教育は見直さないといけない)

今は一般入試もインターネットで安くなったし、一人で何学部も同一価格で受けれるようになってきたから、一般入試を増やせばいいのだ。
それで、学生が集まらなくなった大学には退出をしていただく。

その代わり、マジメに教育するちゃんとした大学を作ればいい。
地方の大学が努力しないでも人が増える、というようなことをやるのはオカシイ。
地方の大学こそ、良い教育をして頑張るべきだと思う。

いい考えだと思うのだが…。


| | 考えたこと | 00:46 | comments(0) | trackbacks(0) |