考えたこと2

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都内の大学定員抑制
こないだ、文科省が首都圏の大学の定員の抑制をやるということで、パブリックコメントを求めていた。
学生の都心への集中を防ぎ、地方創生を実現するためだという。
この手の人為的な抑制はやらない方がいい。
反対のコメントを書いて出した。

首都圏にはたくさんの大学がある。
偏差値で分けたら上から下まである。
話を私学に限れば、今の偏差値というのは入学者の半分くらいの人数が対象。
一般入試を受ける人だけが対象だからだ。
下にいくほど、一般入試を受けて入る人は少なく、AOや推薦で入るようになっている。
そういうカラクリを放置して、文科省は首都圏だけの定員規制をやろうとしている。

地方創生というと、聞こえがいい。
しかし、教育に努力し、頑張っている大学と、そうでない大学を見分けることもせず、一律に減らすのはよくないと思う。
減らすのなら、教育に熱心でなく、前に書いた「いったい大学では何を学んでいるのか?」と聞かれるような大学を対象にするべきだ。
場所で一律に抑制すれば、いい大学も経営が苦しくなる。
そんなバカなことはやるべきではない。

話は簡単だ。
推薦やAOを減らせばいいのだ。
推薦、AOで入る人数が多ければ多いほど、定員を減らす、ということだ。
それを全国一律にやればいい。

今の私学の問題は、大学入学者をちゃんと選別していないということだ。
選別しないで入れるから、入ってから大学の先生が教えることができない。
それをちゃんとやっている大学なら、定員はそのまま認める。
それだけでいいと思う。(もちろん、小中高の教育は見直さないといけない)

今は一般入試もインターネットで安くなったし、一人で何学部も同一価格で受けれるようになってきたから、一般入試を増やせばいいのだ。
それで、学生が集まらなくなった大学には退出をしていただく。

その代わり、マジメに教育するちゃんとした大学を作ればいい。
地方の大学が努力しないでも人が増える、というようなことをやるのはオカシイ。
地方の大学こそ、良い教育をして頑張るべきだと思う。

いい考えだと思うのだが…。


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