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2015.02.13 Friday
セロトニン
このごろ、ちょくちょく聞く単語に「セロトニン」というのがある。
これは人間の脳の中で合成される物質で、「安心」の元になるものだという。 この合成能力が男性と女性で違うので、仕事のやり方が違うということがあるらしい。 記事によると、セロトニンの合成能力は男性の方が高いらしい。 女性は男性の52%ということだ。 これは出産と子育てなどの本能が、そういう差を作ったということ。 だから、女性の方が不安になりやすい。 不安になりやすいから、仕事を先延ばししない、ということらしい。 たしかに、男性には、まだやらなくてもいい仕事は、先延ばしする傾向があると思う。 自分の経験的にもそうだし、職場で見てきた事例でもそんなことが多かったような気がする。 一般的に、早くやることはいいことだ。 早くやっておけば、急な仕事が飛び込んできても対応できるし、時間が予想以上にかかることがわかったりする。 それに対して、先送りにはいいことがほとんどない。 めったにないが、その仕事をやらなくてもよくなった時とか、大幅な変更が入った時とかくらいだろう。 上司が男性で、部下が女性の場合、早くやってくれるからありがたい。 仕事が早いというのは、七難を隠す。 でも、上司が女性で部下が男性の場合、いろいろとややこしいことが起きるだろう。 「これ今週中にやっといて」 「はい、わかりました」 「あれ、どうなった」 「まだ一日あるから、できてません」 というようなことで、イライラするんだろう。 女性上司からみれば、暇そうにしているのに、なんでまだやってないのか、という思いがあるし、部下の男性からみれば、納期はまだ先やろ、という思いがある。 男性が上司の場合は、明日までにやっといてな、と言って終わりだろうが、女性の場合はセロトニンが少ないので、それだけでは終わらない。 もう、何で早くやらないのか、とイライラすることになる。 ぼくは偶然女性の上司にあたったことがないが、これからは多いだろうなあ。 これからは、そういうことを知っておかないといけない。 今夜の夜汽車で旅立つ俺だよ…、とかまやつひろしが歌った「どうにかなるさ」という曲は、男の曲だなあ。 いくらカバーが流行っても、この曲は女性シンガーが歌う曲ではないだろう。 それは脳科学からも明らかだ。 |
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