![]() |
2015.02.06 Friday
ドッグTV
ナショナル・ジオグラフィックというサイトに、イヌをターゲットに制作されたCMを見るイヌの様子が載っていた。
1分間のCMには、イヌしか聞こえない高周波の音が含まれているとのこと。 イヌの目は人間よりも動体視力が高いので、普通のテレビだとパラパラ漫画のように見えるらしい。 また、黄色と赤のみを認識するので、見え方が異なるという。 それらを考慮して、ドッグTVでは従来のテレビ放送よりも1秒あたりのコマ数が多い、HDTV(高精細度テレビ放送)を使い、イヌの色彩の感覚を考えて作られている。 なるほど。 こないだ読んだ本に、動物は世界の見え方が人間とは違う、と書いてあった。 眼の構造が違うから、人間向けのテレビ番組と、犬向けのテレビ番組は違って当然なのかもしれない。 研究が進めば、イヌの気を引く番組というのも考案されるかもしれない。 もちろん、ネコでもOKだ。 そうなると、室内で飼っているペット向けの番組を作ることができる。 例えば、イヌを残して留守番させる場合。 イヌがじっと見るような映像を流せばいい。 どんな映像なら、イヌが興味を持つかはまだまだ研究の余地がある。 ケーブルテレビの契約チャンネルで、イヌとかネコの専用チャンネルというのもありだろう。 ペットの数は15歳以下の子供の数より多いから、契約してくれる人もいるだろう。 そのうち、イヌの声に反応することもできるようになるかもしれない。 インタラクティブTVだ。 意外と早くそういう時代が来るかもしれない。 |
![]() |