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2015.02.12 Thursday
ローレンツ力
磁界の中に電流を流すと、力が生じる。
これをローレンツ力という。 フレミングの左手の法則にしたがって、力の方向は決まる。 記事によると、これを応用した兵器ができたらしい。 レールガンという。 二本のレールに磁力かけて磁場を作り、そこに電流を通して弾を撃つという、まさにローレンツ力を使った大砲だ。 この力を使って、兵器にするというのは古いアイデア。 いろんなSF小説に書かれていたりするらしい。 レーザービームと同じようなものだ。 強力な電源が開発されたので、大きな電流が流せるようになって、実用化されたらしい。 もちろん、実用化にあたっては他にもいろんな問題点があったんだろうが…。 これらの兵器のメリットは、一旦作ってしまうと、維持費が安いことだ。 ミサイルなら1つで百数十万ドルもするが、これなら数万ドルとのこと。 新しい兵器がどんどん開発されていく。 それとともに、コストも安くなる。 こないだ書いたレーザーといい、このレールガンといい、いったん配備されたら維持費は安い。 だからこそ、開発しているのだろう。 となると、戦争のコストが安くなる。 一発100万ドルの弾を撃つのはもったいないが、数万ドルならいいか、ということだ。 安くなると、戦争が起こりやすくなる。 困ったものだ…。 |
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