考えたこと2

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就活生はつらい
就職関係のニュース。産経ニュースから。

「1日にオープンした『リクナビ2015』の掲載状況を見ると、社数は9237社と前年プラス26%となり、特に従業員数千人未満の中堅・中小企業の掲載数の増加が目立っています。リーマン・ショック(平成20年)前には95万人にも上っていた大卒者向けの求人数はこの5年で43%も減少。特に数を減らしたのが、大卒向け求人の7割超を占める中堅・中小企業でした。そこにようやく反転の兆しが見えてきたわけで、これは学生の皆さんにとって非常に明るいニュースだと言えましょう。
 一方で、企業の採用基準は決して緩和されてはいません。採用担当者を対象にしたアンケートでは「たとえ採用人数に満たなくても採用基準は緩めない」とする企業が5割を超えました。これは大手と中堅・中小に共通した傾向です。つまり、企業は規模によらず、「レベルを下げてまで採用人数を満たすことはしない」としており、たとえ求人数が増えたとしても決して気の抜けない状況であることが分かります。」

ようやく景気が上向きで、リーマンショックの傷も癒えてきたようだ。
景気が良くなると、仕事が増える。仕事が増えると、人手がいる。だから新卒求人も増える。
これはGood news。
しかし、採用基準は緩まない。
だから、10人の求人をしていても、5人しか採用試験に通らなければ5人でガマンする。

求人倍率という数字があるが、今はだいたい1.2くらい。
これは1人の求職者に対して、1.2人の求人がある、ということ。
これは求人数と求職者数の比で表される。
この数字は、「求人数は絶対必要で取らなければならない人数」である時に正しい数字になる。
ところが、今はどちらかというと人が余っている状態であり(特に中高年)、ムリをしてまでとらないという会社がほとんどというのが、上で言っていることだ。
だから、実際には新卒の求人倍率は1を切っているのだと思う。

そして、就活生はエントリーシートというのを書かされる。
説明会のあとに書きなさいと言われる場合もあるし、Webでダウンロードして書く場合や、直接Webで書き込む場合もある。
これはその人の「人となり」を表すもので、面接試験の際に参考にするものだ。
これで書類選考する場合もある。
これについては別途また書く。

そして採用試験だが、SPIという筆記試験がある。
これで足切りをする会社も多い。
実際にSPIでなくても、それに類した筆記試験をやっている。
リクルートが開発した試験で、一番厳しいのはWebテストというやつだ。
これは問題がサーバーにストックされていて、出した問題に正解するかどうかで次の問題の難易度が変化する。
一人ずつ解答によって問題数も変わるし、よく出来たからといって成績が良いとも限らない。
おまけに、Webだから、全体を見て得意なところからやる、ということもできない。
クイズタイムショックのように、時間制限もある。
実際、これは初めてやると面食らう、厳しい試験だ。

筆記試験は受けた人の数と、その出来で決まる。
足切りで何点とらないと先に進めないという場合もある。

ただ、試験といっても、算数と国語がメイン。
算数は小学校、中学校だ。
濃度とか、鶴亀算とか、年齢算とか…。
定価と売価と原価の問題もある。
驚くべきことだが、割合など、小学校4年程度の算数ができない人もいる。
国語は四文字熟語とか熟語の意味とかを問う試験が多い。

最初に筆記で落とされる場合もあるし、面接を経て筆記試験が間に入るという場合もある。

いきなり面接がある場合もあるし、グループディスカッションという選考が入る場合もある。
面接も最初はグループ面接、という場合も多い。
これは志望者が多い場合、一人ずつと会っていると手が足りないから、団体で選考したいという企業側の思惑もある。

こんなふうに、就活生は企業の選考を受けて内定を取る学生もいるし、取れない学生もいる。
取れない学生というのは、選考を受けては落ちているうちに、心が折れるというケースもあるし、そもそも就活に向かっていけないというケースもある。

こういう状態で就活生が就職をしていっている、というのが実態。

それをみんなに知ってほしいと思う。

知ってどうするのかと聞かれたら、とにかく知ってほしいと思う。
社会にでることがどんどん難しくなっている。
社会人の壁が高くなっているのか、それとも、学生の土台が低くなっているのか…。
「ゆとり」の影響もあるだろうし、小中高大の教育の問題もあるだろう。
戦後の民主主義教育の完成形が招いたのかもしれない。

そのことを考えてみてほしいと願う。

就活生たちは小中高大の21年間の教育の結果だ。
もちろん、家庭教育もある。
彼らだけが悪いわけではないのだが…。

その上、入った会社で3年残る確率は65%しかないのだ。

就活生はつらいのだ。

| | 考えたこと | 23:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
トマト栽培2
ペットボトルのトマトは高さ30センチ以上になって、ようやく花が咲いた。

ただ、茎の部分が細くて、ペットボトルの口のところで折れている。
水の交換をする時に一緒にキャップを回すから、折れてしまったのだ。

何とか折れた茎を寄りかからせて支え、水をやっている。
花が咲いたが、果たしてトマトがなるかどうか…。
見ていると微妙である。

気温が低いからか、ちょっとしおれている。
花も小さな白い花が咲いているだけ。

栄養は観葉植物用のものを入れている。
液体のものだ。
ひょっとしたら、これが結果的に栄養不足になっているのかもしれない。

しかしこのミニトマトは実がならなかったらどうするんだろうか。

何年も持つのだろうか…。

茎が折れてなかったらなあ。

とにかくもう少し様子を見ようと思う。


| | 考えたこと | 00:49 | comments(0) | trackbacks(0) |