考えたこと2

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後輩の訃報
ぼくが転職する前に早く転職していた後輩が亡くなった。
理学部出身でアカデミックな研究者の道を選び、京都の大学の教授になったのだが、若くして現役のまま亡くなった。

若くしてと言っても還暦は過ぎているが、それでも若い。

5年以上にわたる治療を続け、苦しい中仕事も続けていた。

病気の発見が遅れたのが悔やまれる。
アメリカに長期で行っていた時に発症していたらしいが、海外で医師に見てもらうのが面倒だったのだろう。
それで帰国してから診てもらったので、治療が遅れた。

自己責任と言ってしまえばそれまでだが、それだけ仕事に打ち込んでいたとも言える。

転職の時に、前職の仕事内容をわかりやすく説明したいということで、なぜかぼくにヘルプのメールが来た。
グループは違ったが、同じような仕事をしていたからだ。

ずっと共通の友人がいて、年に1回か2回会ってランチをしていた。

最後のメールは今年の5月。
病気のことを心配して出したら、逆に腰の手術の経過はどうか?と聞かれた。
笑うと免疫力が上がることがわかっているので、暇なときにはお笑いを見るように、ということで漫才や落語のYotubeのURLをいくつか送ったのが最後だった。

翌日返事が来て、「メールに励まされました!気持ちを明るく持って、前向きに毎日を過ごして治療に専念したいと思っています。」と書いてあったが…。

それから1ヶ月ちょっとで彼岸に逝ってしまった。
2年前に数人で会ったのが最後。

ぼくよりももっとやり残したことがあったと思う。

残念としか言いようがない。



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