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2011.09.21 Wednesday
地球科学
このところ、日本列島は災害で大変だ。
こないだ、紀伊半島を台風が襲ったと思ったら、今回は東海地区がすごい水害になっている。 偶然、ぼくの住んでいるところは、そんなにひどい雨は降っていないが、これも運のようなものだ。 台風の速度が上陸後も変わらないことが、大きな原因だろう。 ゆっくり動くと、同じ所にたくさん雨が降る。 それに、秋雨前線の影響もあるのかもしれない。 もっと地学の勉強をしておけばよかった。 三省堂の大辞林によると、地学というのは、 (1)地球を研究対象とする自然科学の総称。地質学・地球物理学・鉱物学・岩石学・気象学・海洋学・古生物学などを含む。地球科学。 (2)高等学校の理科の科目の一。(1)のほか、天文・宇宙・環境などを含む。 (3)地質学・鉱物学・地理学の総称。 となっている。 ぼくらの高校時代は、地学はあまり人気がなかった。 理科2科目なら、物理と化学、というのが普通。 生物、地学はちょっと敬遠、という空気があったのは事実。 思うに、地学という名前が悪かったのではないか。 物理、化学、生物に比べて、わかりにくい。 地球科学と言っていれば、もっと人気があったかもしれない。 天文、気象、地質などを扱う学問だ。 地球科学の方がイメージしやすいし、かっこいい。 物理学も天文学から始まったんだし、地球を知ることは大事なことだ。 あと何百年か何千年、もしくは、何万年人類が生き永らえるのか、これはわからない。 何が原因で、地球がぼくらが住めるような環境でなくなるのか。 小天体の衝突か、温暖化か、氷河期か、ウィルスか、放射能か…。 0℃程度から、40℃程度の温度で保たれている場所は、宇宙では珍しいと思う。 結果論とはいえ、全くの幸運としか言いようがない。 おそらく、地球科学を勉強すると、幸運に幸運が重なって、ぼくらが生きているということになると思う。 今は雨は小康状態だが、明日はどうなるのだろうか。 そういえば、高校の地学の先生は、いつも実験着を着ていた。 顔は思い出せるのだが、名前がわからないなあ。 |
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