考えたこと2

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昭和の洋楽
何度も書くが、ぼくらのティーン・エイジャーの時代は、洋楽と邦楽が混在した時代だった。

深夜放送のベストテン(ベストテンという番組ではない)では、半分が洋楽、半分が邦楽という時代。
普通の中学生が、学校で洋楽の話ができた時代。
ネットで1970年の洋楽ヒットを調べると…、

エジソン・ライトハウスの恋の炎、エンゲルベルト・フンパーディンクの太陽は燃えている、オリジナル・キャストのミスター・マンディ、カーペンターズの遙かなる影、クリスティーのイエローリバー、サイモンとガーファンクルの明日に架ける橋、シカゴの長い夜、ジャクソン・ファイブのABC、ジェリー・ウォレスの男の世界、ショッキング・ブルーのヴィーナス、シルヴィ・バルタンの悲しみの兵士、スリー・ドッグ・ナイトのママ・トールド・ミー、ディオンヌ・ワーウィックの恋よさようなら、ダニエル・ビダルのカトリーヌ、トム・ジョーンズのデライラ、パートリッジ・ファミリーの悲しき初恋、ハープ・アルパートとティファナ・ブラスのマルタ島の砂、バフィー・セントメリーのサークル・ゲーム、ピーター・ポールアンドマリーの悲しみのジェットプレイン、ビートルズのレット・イット・ビー、B.J.トーマスの雨に濡れても、ブレッドの二人の架け橋、ヘンリー・マンシーニのひまわりのテーマ、ホセ・フェリシアーノの雨のささやき、マッシュ・マッカーンの霧の中の二人、メリー・ホプキンのしあわせの扉、ルー・クリスティの魔法、レターメンのミスター・ロンリー。

これぞ、枚挙に暇がないというところ。
1970年のヒット曲、今では忘れたものもあるが、聞けば絶対に思い出せる。
アメリカあり、イギリスあり、フランスありというランナップだ。

エンゲルベルト・フンパーディンクは、きっとラスベガスで聞くといいだろうと思う。
カーペンターズはこの年が売れ始め。
サイモンとガーファンクルは言うに及ばず。
シカゴはブラスロックの始まりだった。
ジャクソン・ファイブのABCはまだマイケルが小さい頃。
ジェリー・ウォレスはマンダムの宣伝でおなじみだが、この1曲だった。シングル盤を買った。典型的なワンヒットワンダラー。
ショッキング・ブルーはEm/Aのコードが印象的。
シルヴィ・バルタンはきれいだった。
スリー・ドッグ・ナイトはいいバンドだった。
ディオンヌ・ワーウィックはバート・バカラックが売りだした女性歌手。
ダニエル・ビダルはフランス人形みたいだった。
トム・ジョーンズは円熟のシンガー。これもラスベガスで見てみたい。
バフィー・セントメリーのサークル・ゲームは映画いちご白書のサウンドトラックだった。
PPMはコーラスがきれいだった。
ビートルズはこの曲から入った。
B.J.トーマスも映画明日に向かって撃てのサウンドトラック。
ブレッドはメロディがきれいだった。
ヘンリー・マンシーニ、ハープ・アルパートというようなインスト曲もあった。
ホセ・フェリシアーノは盲目のギタリスト&シンガー。
レターメンは何人グループなのか知らないが、曲は知っている。

今の中高生を見ていると、圧倒的にJ-POPだ。
洋楽を聞いているのは、かなり少ないらしい。
それは当然だろうと思う。
今ならぼくでも洋楽は聞いていないだろう。

しかし、あの頃は違ったのだ。
それがいいか悪いかはわからない。
人は時代を選べない。

| | 音楽 | 01:08 | comments(0) | trackbacks(0) |