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2012.12.26 Wednesday
缶コーヒー
缶コーヒーという飲み物は、海外にはないらしい。
これは冷たいコーヒー、つまりアイスコーヒーという飲み物が日本オリジナル、ということを表している。 確かに海外のドラマでは、熱いコーヒーをカップに入れてふたをしたまま飲む、という場面をよく見る。 日本でもスターバックスが数年前にやり始めた。 今はマクドナルドでもカップで持ち帰れる。 日本でも、ホットコーヒーを飲みながら歩くという文化ができてきたということだ。 日本では冷たいコーヒーを飲むという習慣がある。 夏には喫茶店で冷たいコーヒーを飲むのは当然だ。 関西ではコールコーヒーとかレイコと言ったりしたが、今はアイスコーヒーで統一された感がある。 アメリカなどでは、缶コーヒーは受け入れられない。 冷たいコーヒーを飲む習慣がないからだ。 アジアの諸国には、最近日本の飲料メーカーが進出している。 しかし、アジアが習慣的に冷たい缶コーヒーを飲む地域になるかどうかは、難しい。 アメリカのコーヒー文化が平行して入っているからだ。 ここ数年が勝負ではないか。 ジョージアやUCCといったブランドがどうなるか。 各社いろいろ戦略を練っているのだろう。 少子高齢化による人口減で国内市場は縮小しているから、大変だ。 日本のメーカーの知恵を出して、「アイスコーヒー」という日本の文化を輸出してほしい。 |
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