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2012.12.12 Wednesday
Bee Gees
ビージーズといえば、60年代後半の人気グループだった。
まだ若者の間で、洋楽が一般的だった頃。 オーストラリアのバリー・ギブ、ロビン・ギブ、モーリス・ギブというギブ3兄弟のグループ。 マサチューセッツという歌が最初に流行った。 “Feel I'm going back to Massachusetts” という歌い出しで始まるこの歌は、何だかわからないが、とにかくマサチューセッツに帰れるんだ、という思いが伝わってくる。 これが1967年。 71年にはMelody Fairが「小さな恋のメロディ」の邦題でヒットした。 映画の主題歌。 マーク・レスターは今はどこに行ったのか…。 78年にはサタデー・ナイト・フィーバーで一世を風靡した。 ジョン・トラボルタの出世作。 この頃は、ダンスミュージックをやっていた。 でも、ぼくがビージーズのベストワンを選べと言われたら、1977年の”How deep is your love”を挙げる。 この曲のコーラスは素晴らしい。 ミディアムテンポのファルセットボイスの魅力がいっぱいだ。 エレピのイントロもきれいだし、ユニゾンのパートでオクターブ下のコーラスも渋い。 ストリングスも、この手の音楽のお手本のような使い方。 どういうわけか、ビージーズのコーラスはパステルカラーのコーラスと言われていた。 そういえば、そんな気もする。 なかなかうまい表現だ。 そのビージーズも2003年にモーリスが、今年5月にロビンが亡くなった。 知らなかったが、この二人は二卵性双生児。 一人、長男バリーが残されている。 弟2人に先立たれて、複雑な心境だろうなあ。 来年2月8日にシドニーで、バリー・ギブがコンサートツアーを開始するらしい。 日本にも来るのかな…。 Bee Geesのホームページには、50周年記念の3人のサングラス姿が載っている。 なかなか渋い。 いいコーラス・グループだ。 |
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