考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< December 2012 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
+SELECTED ENTRIES
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
忠臣蔵
もうすぐ12月14日

14日は討ち入りの日。
昔から、景気が悪くて芝居の入りが悪いと、忠臣蔵をやればいい、と言われている。
それほど日本人は忠臣蔵が好きだ。

しかし、この頃はもうその神通力も切れた。

大石内蔵助といっても、たぶん通じない。
吉良上野介といっても、たぶん通じないだろう。
広沢虎三や京山幸子若といっても通じない。
昭和は遠くなりにけりだ。
まあ、浪曲は仕方ないとしても、五代目将軍綱吉といっても、通じないかもしれない。
あの、犬で有名な将軍だ。
この将軍の時に、討ち入りがあった。
八代将軍吉宗は有名だ。
暴れん坊将軍でおなじみ。
でも、実際に暴れていたわけではない。


昭和50年代前半、ぼくは毎日夜更かししていた。
わけがあって夜更かししていたのではない。
わけもなく夜更かししていたのだ。
毎日、昼過ぎに起きたらクラブのボックス(部室をボックスと言っていた)に行って、みんなでダベリ、飲みに行って、くだらない話で盛り上がり、そしてそのあと友人の下宿に行ってダベリ、自分の下宿に帰るともう朝方だった。

ちょうど寝るのが朝5時くらいになる。
そのときに聞いていたのが、おはよう浪曲。

もう11月の後半くらいからは、忠臣蔵のシリーズである。
松の廊下から始まり、いろんなエピソードがあって、そして14日の討ち入りへと続く。
どんな話があったかは、よく覚えていない。
しかし、日本人の琴線に響くストーリーだと思う。

これが通じないのはちょっと寂しい。


| | 考えたこと | 00:44 | comments(2) | trackbacks(0) |