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2012.12.25 Tuesday
松田聖子ディナーショー
松田聖子のディナーショー、よかった。
値段は高いが、それだけのことはある。 最後のアイドルに会いに来るのは、リピーターが多い。 チケットを取るのに苦労するくらいだから、行きたい人はたくさんいる。 今回初めて行ったが、周りは家族連れや、友達同士という感じだった。 今はアイドル不在の時代。 AKB48という団体はいるが、あれはアイドルではない。 アイドルもどきの団体だろう。 あれだけ人数がいたら、カリスマも何もあったものではない。 あれが人気がある、というのは、自分もひょっとしたら…という女の子がたくさんいるからではないか。 どちらかというと、普通らしいところが売りだろう。 松田聖子も最初はぶりっこだとか、いろんな批判があったが、なんと言っても80年〜85年の黄金時代のヒットはすごかった。 当時は毎週フェリーに乗って移動することが多かったが、木曜日の9時といえばザ・ベストテンだった。 たいがいフェリーの中のテレビでみんなで見た。 そこでチャート1位の常連。 その時のオーラがショーでも出ていた。 人間というのは、同じ過去を過ごしたという経験を共有していると思うと、仲がよくなる。 最初はよそよそしかった人が、同じ歌手のファンだったりすると、急に近くに感じる。 それが団体で起こるのが、ディナーショーである。 席に着いたときは、何となくよそよそしいのだが、ショーが始まり、松田聖子がこっちを見てニッコリすると、昔に戻る。 40歳を過ぎたとおぼしきオッチャンが「聖子チャーン」と叫ぶ。 1年間で一日だけのお祭り騒ぎ。 「赤いスイトピー」はみんなで合唱。 一瞬会場の時間が戻る。 そんなショーだった。 よかった。 来年も行くぞ。 |
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