考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< December 2012 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
+SELECTED ENTRIES
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
ケインズ
BBCでケインズの特集番組をやっていた。
同時通訳の番組だったので、ちょっとわかりにくかったが、1930年代のケインズの主張を話していた。

世界中の経済が悪化した1930年代。
人口の多くが失業状態という状態だった。
しかし、政府の投資でそれは解決されたと言われている。
それは、ひょっとしたら第二次大戦が解決の原因だったのかもしれない。

2008年の終わりのリーマンショックの時の政府の対応は、ケインズに戻ったとも。
個人の自由に任せていてはいけない。
政府の介入が必要だ。

一方で大きな国の借金はどうしたらいいのか。
ケインズさえ想像もできないような借金。
それは今まで誰も向き合っていない。

これ以上の債務の増大は、もう現代では通用しない。

1946年にケインズは死去した。
彼の最も大きな功績は、「経済というものは予想ができない」ということをわからせたことにある。
そして、時には政府が役に立つこともできる。

肝心なのは人々の意思だ。
諦めずに「よりよい世界を作ろうとする意思」がよりよい経済学を作る。

それがケインズのメッセージだと締めくくっていた。

あと、ハイエクとマルクスをやる予定。

英語がわかればもっと面白かったのに…。

| | 考えたこと | 22:43 | comments(0) | trackbacks(0) |