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2012.06.05 Tuesday
創造性
茂木健一郎が、「創造性 = 体験 X 意欲」と言っていた。
何かあたらしいモノを作り出す時に、何が大事かということだ。 過去の体験が多いほど、新しいものを創りだせる。 また、意欲が多いほど、新しいものを創りだせる。 となると、年齢が高いのは有利だ。 体験を積んでいる。 しかし、意欲の衰えも激しいらしい。 そうなると、創造性が最大値になるのは、人によって違うが、だいたい30代か40代くらいになるのだろうか。 数学者などは20代が一番創造性がありそうな気がするが、一般的には30代という気がする。 よほど意欲が大きければ、若いときに最大になるし、体験が豊富なら、ちょっと遅れて最大になる、ということだろう。 しかし、自分をふりかえっても、さほど創造性が高かった時期があるわけではない。 だいたい、創造性を試されるような場面など、会社生活ではほとんどない。 新しい考えを思いつくとか、何か困ったことを解決したとか、その程度の事だろう。 全く新しい何かを発見した、というようなことは本当にない。 そんなに新しい発見があるはずがない。 ふりかえって考えると、30代の頃は今より元気だった。 今より、しんどかったが、楽しかったような気がする。 創造性があったはずだが、他の多くの人と同じように、特に何も発見や発明をしなかった。 そんなものだ。 だが、今よりも脳は動いていたような気がする。 |
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