考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< October 2009 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
+SELECTED ENTRIES
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
家路
遠き山に日は落ちて
星は空をちりばめぬ…

ドボルザークの「家路」だ。
この曲は、学生時代のキャンプファイアーの定番曲。
明るい曲だが、微妙なメロディでもの悲しい感じがするのが特徴。
キーがCだったら、Gdimという不思議な響きのコードがその感じを出している。

これも文語調の歌詞。
今の人は歌うのだろうか。
ボーイスカウトでは歌っていると思うのだが…。

「心軽く」という歌詞は「心かろく」と読んでいた。
「いざや楽しまどいせん」というところがクライマックスなのだが、この意味がわからないだろう。(ネットで歌詞を調べると、「楽し」が「楽しき」となっているが、ぼくは「たのし」と覚えている。)
「いざや」の「や」と「まどいせん」の「せん」が係り結びだと思う。

「まどい」も今は死語になった。
まどいは団居と書いて、輪になって座るという意味だ。
さあ、楽しく輪になって座りましょう、というのが、「いざや楽しまどいせん」になる。

ぼくらの頃は、ワケがわからなくても、何となく歌っていて、長じるにつれて意味がわかった。
古文を習うと解読できる。
同じ日本語でも、こんなに違うのか、と思った。

毎度書いているが、この文語体、響きがいさぎよくて好きだ。

遠くの山に日は落ちて
星は空をちりばめた
今日の仕事をやり終えて
心軽く休憩すれば
風は涼しい今夜
さあ、楽しく輪になって座ろう

こんな歌詞になったら、風情がない。
やっぱり文語だ。

遠き山に日は落ちて
星は空をちりばめぬ
今日のわざをなし終えて
心軽く 安らえば
風は涼しこの夕べ
いざや楽し まどいせん

この歌は、キャンプファイアーの終わりに歌う。
暗い闇の中で消えゆく炎。

そこでこの歌を歌うと、どういうわけか泣けてくる。

そんな名曲。


| | 音楽 | 22:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
ダイエット業界
ダイエットに関する番組は多い。
なぜこんなに多いのか、というほどある。
もちろん、宣伝だが…。

まずは、食べ物類。
一日3回のうち、1回をゼリーにする。
そうすると、数ヶ月ですごい効果がある。

続いて、ダンス系。
これはDVDだ。
ビリーズブートキャンプに始まって、今はラテン系のものが流行のようだ。
これは効果があるだろう。
あれだけの運動をすれば、痩せると見ていて思う。

そして、器具系。
まずは身に着けるもの。
お腹に巻くベルトは有名だ。
あれだけ動かすと、内臓に悪いような気がするが…。

同じベルトでも、電極がついていて、腹筋を刺激する。
これは、たしかに運動するだろう。

ペダル系もある。
自転車をこぐもの、これはスポーツクラブにあるものの廉価版。
だが、モーターでこいでくれるモノもある。
足を乗せて回ると、足が運動できてよい、というリクツだ。

そして、最近多いのが足を水平に動かすもの。
レールの上で足を乗せたペダルが左右に動く。
1日60秒でよい、とのこと。

その他、四つんばいになって、押したり引いたりするものや、寝ていて足を乗せてゆらゆらするものなど、とにかくいろいろある。

本もかなり多い。
ゆで卵ダイエットやバナナダイエット、トマトダイエットなど、バラエティに富んでいる。

これは、一大市場だ。
ダイエット市場、いったいいくらくらいあるのだろうか。
ダイエット業界というのがあるのだろうか。
食べ物、DVD、器具、ペダル、レール、本…。
総計どれくらいになるのか、予測もつかない。

だれか、計算している人はいるだろうか…。

この業界、儲かるぞ。



| | 考えたこと | 02:01 | comments(0) | trackbacks(0) |