考えたこと2

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エレガント
エレガントという英単語は日本語に相当することばがない。
もともと、一対一の対応などするはずがないのだが、それでもエレガントという単語は難しい。

辞書をみると、

 優雅な、優美な、上品な、洗練された、気品のある
 すばらしい、すっきりした
 みごとな、立派な

いろいろある。

「エレガントな宇宙」という本は、"The Elegant Universe"。
きっと訳者はelegantをどう訳すか迷って、結局エレガントとしたのだろう。

エレガントという言葉には、「秩序だっていて、簡潔なすばらしさ」というような感じがある。

もちろん、日本語の「エレガント」にそういう感じがある、ということだが…。

例えば、何ページも使って、やっと証明できたような問題が、数行で証明できたとき、それをエレガントな証明だという。

あることに対して、いろいろなアプローチの仕方がある。
誰もが考えるアプローチではなく、まったく関係がないと思われるようなものからすっとそれに近寄って、パラリと解く。
できてしまうと、なーんだ、というものだが、それに気づける人は少ない。

エレガントな頭脳。
そういう頭脳の持ち主を尊敬する。

ぼくには、絶対ムリだ。

| | 考えたこと | 22:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
アラン・ドロン その2
昭和32年生まれのぼくらは、アラン・ドロンの実物を知っている。

当時、フランス映画がはやり、アラン・ドロンやジャン・ポール・ベルモンドのギャングものがよく日本でも上映された。
なかでも、アラン・ドロンは人気があって、レナウンの宣伝(ダーバン)に出ていた。

 ドライブウェイに春がくりゃ イェイ イェイ イェイ イェイ イェイ イェイ イェイ
 プールサイドに夏がくりゃ イェイ イェイ イェイ イェイ イェイ イェイ いいわー
 レーナウン レナウン レナウン レナウン娘が
 オシャレでシックなレナウン娘が
 ワンサカ ワンサカ ワンサカ ワンサカ イェイイェイ ウォウ ウォー

…というCMソングをやっていた頃だ。(ダーバンではないが、懐かしい)

日曜洋画劇場でも、よくフランス映画をやっており、ジャン・ギャバンがビスケットにバターを塗って食べるシーンをよく覚えている。
亡くなった淀川長治がほめていた。

ケーブルテレビでまた、アラン・ドロンの刑事物をやる。
フランスでやったテレビシリーズだ。

68歳を過ぎて、まだ元気。
あの、眉間にしわを寄せて、あごに手をやる仕草が何とも言えずカッコイイ。
白髪でシブイ老練な刑事役。

やっぱり、スターだ。

洋画と言えばハリウッド…という時代ではなく、フランス映画も一定のファンがいた時代。

アラン・ドロンはいくつになっても、アラン・ドロン。

ああいう老年になりたいが…、もとが違いすぎるなあ。


| | 考えたこと | 01:05 | comments(0) | trackbacks(0) |