考えたこと2

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「ハンパない」と「めっちゃ」
最近、「半端じゃない」という意味で、「ハンパない」という言葉を使う。
主に、関東の若者言葉。これも平成の新語。

もともと、関西ではあまり「半端じゃない」という言葉を使わない。

「中途半端やなー」というのは、ちゃらんぽらん(今はなき漫才コンビ)が流行らせたが、関西では半端という言葉を独立で使うのはめずらしい。

したがって、半端ないというのを普段聞くことは少ないが、テレビを見ているとタレントが使っている。

「ハンパなくデカイ」とか「この映画はハンパなく面白い」とかいう。

ちょうど、関西でいう「めっちゃ」という言葉に対応するのか。

「めっちゃ」はめっちゃよく使われる。
「めっちゃデカイ」「めっちゃオモロイ」など、関西ではめっちゃ根付いた。
「むっちゃ」も「めっちゃ」と同じ意味だが、語呂が悪いのか、あまり聞かない。

この「めっちゃ」が関東に行くと「めちゃ」になる。
おまけにアクセントが変わり、「メちゃ」になるので、言いにくい。
そのため、他の言葉で対抗したのが、「ハンパない」かもしれない。

しかし、「ハンパない」よりも、「めっちゃ」の方がめっちゃよく使われるような気がする。
50代のぼくらでも、かなり頻繁に使う。

もちろん、書くことはないが、話し言葉では「すごく」とか「ごっつい」とか「めちゃくちゃ」とかいう言葉を駆逐して、みんな「めっちゃ」になっている。

おおかた20年くらい前から使われ始めたと思うが、この言葉ほど一般的になったものはないのではないか。

おそらく、めっちゃベストワンだと思う。


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