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2022.07.21 Thursday
社会人2年目
2年前に卒業した学生が突然来てくれた。
だいぶ苦労した学生。 就活も終盤の11月にようやく内定が取れた。 内定先に行き着くまで、いろんな会社を受けてきたが、ことごとく落ちた。 真面目で英語が得意で、国際会議の通訳ボランティアもしたことがある。 そういう経歴があっても、苦戦した。 1年ちょっと経って、見た姿にはびっくりした。 垢抜けていたというか、大人になったというか、とにかく顔が違う。 なんだかスッキリした顔だった。 得意な語学を生かした仕事がしたい、ということで就活していたと思う。 内定をもらったところを受ける時も、そういうスタンスで臨んでいたはず。 それはあなたのアピールできることではあるが、それだけを狙ってはいけないと模擬面接のときに話したと思う。 世の中の仕事はいろいろあるからだ。 案の定、配属されたところは思っていた部署と違っていた。 でも、そこで1年ちょっと頑張って、自分の考えは間違っていたと言っていた。 「やるべき仕事はたくさんあって、それを一つずつ覚えていくのは大事なことだ。 自分がやりたいことだけを主張していたのは間違っていた。 それを今の人たちにも伝えたい。」 そういうことで、秋になったら来てもらって現役の学生に話してもらうことになった。 優秀な学生だったことは事実。 でも、就活はその優秀さ故に苦労した。 そういうことに気づいて仕事をしているから、スッキリした顔をしていたのだろう。 今日はいい日だった。 |
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