考えたこと2

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入学定員の厳格化の緩和
大規模次第の入学定員の厳格化について以前書いた。
大規模とは、入学定員8,000人以上の大学。つまり、学年で2000人以上の大学になる。
関西でいうと、関関同立、産近甲龍など、有名校はみんな該当。

そこは、入学定員の1.1倍までしか毎年の入学者を取れない、というルールになった。
それまでは1.2倍まではOKだったのだが、厳しくなったのだ。
何より、毎年定員を1割しか超えられないとなると、ギリギリで調整せざるをえない。
どうしても、実際の入学者数は定員ぴったりに近くなる。
だから、結果的にマンモス大学に行く受験生は減った。

定員の厳格化は大学の総数を減らさないために、文科省がやっているのではないかと思う。
天下り先の確保のためだ。

その厳格化のおかげで、中小の大学は志願者が増えて、定員の確保がしやすくなった。
志願者が人気のマンモス大から流れてくるからだ。

そのために、最近はマンモス大が4月に追加合格を出すようになった。
さすがに、滑り止めで入った大学の入学金は帰ってこないから、いろいろ苦情が出たのだろう。
今年度から1学年ごとではなく、定員総数で1.1倍以下ということに変わった。
これで、だいぶ入学者の読みは楽になる。

ということは、中小の大学は厳しくなるということだ。
特に今年はずっと定員を抑えてきたマンモス大が、金儲けのために1年生を多めにとれるから、中小は苦しいだろう。

かと言って昔に戻るわけではない。
定員の厳格化は一応されているからだ。

それでも、苦しい中小大学は影響を受ける。

淘汰の波は襲ってくるのだ。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:35 | comments(0) | trackbacks(0) |