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2016.12.15 Thursday
袖振り合うも…
昨日は一度一緒に仕事をした人と会った。
2008年から2009年あたり。 ぼくが大学の就職の仕事をして2年目くらいだ。 関西の企業30社ほどが出資して作った会社で、いろんなことをやっていた。 当時の就職事情はそんなによくなかったし、何かいい就職支援の方法はないかと言っていた時だった。 ちょうどそんな時、女性の新入社員の来訪を受け、会社の紹介を聞いた。 結局何ができるのか?と聞いたら、まだまだ入社したてといったフレッシュウーマンが「こんなのもできます、これもできます。こんな人材がいます」というような資料を出してきて、ちょうどいいから使ってみよう、ということになった。 内容はいろんな業界を知っている人に来てもらって、1日でそれらについて知ることができる、というもの。 当時のノートを見ると、休みの日に午前、午後に分けてやろうということになり、50人ほど集まった。 ブライダルなど人気業界もあれば、渋い専門商社もあり、良い企画だったと思う。 残念ながら、その女性が海外に行ってしまってしりすぼみになってしまったが…。 その時にその女性営業の上司だった人と再会した。 学長に会ってもらったし、ご自身もセミナーで喋ってもらったりしたので、ぼくの名前を覚えていてくれたのだろう。 双方ともその時の仕事は辞めている。 お互いにその後の顛末を話す。 興味深い再会だった。 まあ似たような業界に今もいるから、出会えたのだろう。 袖振り合うも他生の縁というが、まさにその通り。 この言葉は晩年に似合う。 今の老人は昔に比べて、10歳くらい若くなっているから、昔で言う晩年が10年伸びた。 だから、出会いも多いのかもしれない。 生きていると面白いことがある。 |
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