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2016.07.20 Wednesday
晩節を汚す
ネットのニュースを見ると、都知事候補の鳥越俊太郎氏にはいろいろな問題があるようだ。
出生率の数字を勘違いしたり、候補者の討論会をキャンセルしたり、都政について何の勉強もしていなかったり…。 野党も著名なジャーナリストだったということで、担いではみたものの、困っているのではないか。 自身が過去にもうボケたと書いておられたりするし、実際に顔を見ても昔の面影がない。 しまいには認知症の診断書を出せというような記事まで出てきた。 そもそも都知事候補に立候補しているのに、安保や憲法改正の話をしても仕方がない。 それなら参院選に出たらよかったのだ。 都知事になったらそういうものが変えられると本気で思っているとしたら、本当にボケたということだ。 4チャンネルの11時からのニュースは昔よく見た。 まあ、まともなことを話していたと思う。 番組のヤラセか何かの問題があった時は、わりと真剣に番組の反省を訴え、説得力もあった。 そういう姿を見ているだけに、とても残念だ。 なぜ立候補したんだろうか。 演説もろくにできないほど、体力もないのに、これでは命を削っているとしか思えない。 自分のことすら、判断できないということか。 ガンが治ったというが、それ以前に体力、思考力を考えたら周囲が止めるべきだと思う。 これでは立候補させたほうが犯罪的だ。 人間は老いるものだ。 老いたら判断力も、記憶力も、向学心も落ちる。頑固になって、人の言うことを聞けなくなる。 ましてやガンが治ったとはいえ、ストレスをかけたらいけないという状態だろう。 自分のためにも、立候補はすべきでなかったと思う。 せっかくの「ジャーナリスト鳥越俊太郎」というイメージが、ぶっつぶれた。 彼は76歳。 そう思うと、76歳まで仕事をしたらいかんなあ、と思う。 回りに迷惑をかける。 できるだけ長いこと仕事をしないといけない時代がそこまで来ている。 それでも、上限はある、ということを今回の選挙ではからずも知った。 こういうのを晩節を汚す、という。 細川元総理についで、この言葉を書いたのは2回め。 もっとひどい鳩山元総理もいるが…。 |
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