考えたこと2

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レコードプレーヤー再び
パナソニックがテクニクスブランドでレコードプレーヤーを4月に出したが、それに続いてソニーもちょっと本気のレコードプレーヤーを出した。
テクニクスほどの値段ではないが、5万円台のプレーヤーで、ハイレゾ変換してパソコンに取り込めるという機能もついている。

まだまだ団塊の世代は生きているし、彼らが持っているレコードも相当あるだろう。
現役を引退して、レコードをゆっくり聞こうという人もいる。
だから、4月にテクニクスが出した限定版300台のレコードプレーヤー33万円が30分で売り切れた。

ソニーもアナログレコードを持っている層に狙いをつけて、ハイレゾの音源化するためと、レコードを聴くためにプレーヤーを出したということだ。
こちらはベルトドライブで昔のスタンダードタイプ。

レコードプレーヤー、ぼくも持っているが、震災で壊れたものを買い換えた。
当時のコンボステレオのオプションで1万円台の安いもの。
でも最近はレコードなどほとんど聞かない。
再生するのがおっくうで、ついついパソコンでストリーミング音源を聞いたりする。
いつの間にか音楽が消耗品になっている。
そんな生活に気づいて、複雑な気持ちになる。

昔はレコードを聴くのが楽しみだった。
30センチの大きなジャケットからレコードを取り出して、アンプの前に立てかける。
あの大きさだったから、ジャケットもデザイン性が強かった。
今のCDジャケットの印刷もLPレコードを踏襲しているが、それでもあの存在感には及ばない。

こんなことを書いたおぼえがあると思い、レコードという言葉でブログを検索してみると50くらいの記事がヒットした。
まあ、80年代まではレコードだったと思う。
ビートルズも、拓郎も、ユーミンも、達郎も、竹内まりやも、ハイ・ファイ・セットも、キャロル・キングも、5th Dimensionも…、みんなLPレコードだった。
今もまだ棚に並んでいる。
1900年代の初めにできた30センチLPレコードは約100年弱続いた。
今でもレコードでないと聞けない音源はたくさんある。
でも、今の若い人たちは生まれた時からCDだから、レコードなど聞かないだろう。

ソニーの狙いはやっぱり中高年だろう。
狙いはどうであっても、レコードが聞ける状態にあるというのはうれしい。

たとえ、ほとんど聞かなくても…。

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