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2015.09.24 Thursday
ラグビーワールドカップ
ラグビーのワールドカップで、日本代表が南アに勝って、BBCがトップで報じていた。
日本代表のプレーが良かったこともあるし、イギリスでワールドカップをやっているということもある。 でも、イギリス人がラグビー好きだということも大きいだろう。 オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ等、イギリス連邦の国々では、今でもラグビーが盛んだ。 でも、サッカーの人気に押されて、今の中高生は学校の体育の授業でラグビーはやらないことが多いようだ。 ぼくらの世代は、ラグビーを体育の授業でやった世代。 体育の先生がラグビー部の顧問で、何かというと「臨機応変、臨機応変」と言っていたのを思い出す。 青春もののドラマも、最初はラグビーだった。 しかし、日本代表のメンバーを見ると国際的になっている。 31人中10人が外国人。 ルールでは36ヶ月以上その国にいればOKということらしい。 もちろん、帰化している人もいる。 これからの日本の企業を表すようなメンバーだ。 イギリスでは、「ラグビーは紳士がやる野蛮なスポーツ、サッカーは野蛮人がやる紳士的なスポーツ」ということが言われている。 階級社会のイギリスでは、上流階級はラグビーを好むらしい。 サッカーと違って、本気でぶつかり合うスポーツ。 普段から鍛錬していないと、ケガをする。 それだけ危ないスポーツだからこそ、フェアで紳士的でないといけないということだ。 そういう経緯を考えると、日本ラグビーがワールドカップに出て、活躍するというのは感慨がある。 日本人のDNAに、イギリス紳士が残っているのかもしれない。 スコットランドには完敗したが、まだまだ頑張ってほしい。 |
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