考えたこと2

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自動車ハッカー
最近のクルマは全てを電気信号で制御する方向になっている。
必然的にそれらをつかさどるために、コンピューターが使われている。

昔はすべてが物理的につながっていた。
アクセルペダルを踏むと、ワイヤーが引っ張られて、燃焼室に多くの混合気が送られるようになっていた。
その混合気も、今は空気と燃料の比率を変えるのはコンピューターになっている。
さらに、最新のクルマでは、ハンドルを回すと操舵のためのモーターが動くようになっている。
ブレーキを踏んで止まろうとして、車輪がロックしそうになると、自動的にブレーキの油圧を緩めてロックの制御をする。
駆動力さえ、コンピューターが判断して、制御して車両の姿勢を保つ。
ハイブリッドになると、モーターとエンジンの駆動力をコンピューターが配分する。
全てが電気信号になりつつある。

そうなると、出てくるのがハッカー。
実際にクルマをハッキングする事例がある。

プリウスでは車に乗り込んでハッキングできたらしいが、Jeepのチェロキーでは無線でのハッキングが可能とのこと。
何でも、メーカーの無線通信サービスを介して、クルマの電子制御ユニットを攻撃するらしい。
すると、エンジンやステアリング、ワイパーなどが自由に操れるとのことだ。

電子化が進むと、便利になる反面、やっかいな問題が起きる。
その最たるものが、ハッキングだろう。
最悪の場合、自分が運転していると思っていたら、ハッカーが勝手にコントロールし始める。
事故も起きるだろう。
そのうち、映画か何かでクルマをハッキングするというのも出てきそうな気がする。

今の車は整備の人がどこが悪いかを調べるために、メンテナンス用の接続端子がある。
それが車載コンピューターにつながっていて、そこから故障した場所を見つける。
今のクルマは電子部品が増えていて、外から見ただけでは故障箇所がわからないから、検査用のプログラムが入ったコンピューターを使って調べるしかないのだろう。
整備の仕事も高度化している。
そういう接続端子を使ってハッキングするのは、仕方ないだろう。

しかし、無線でコントロールされるのは危ない。
殺人も可能かもしれないぞ。

現在、アメリカとヨーロッパで、クルマのセキュリティの規格を制定中とのこと。

早くしてほしい。


| | 考えたこと | 23:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
新しいルンバ
新型のルンバは、今までとは異なり、カメラやレーザーのセンサーを持っていて、部屋の間取りを判断しながら掃除をするということらしい。

今までとどう違うかというと、今まではとにかくランダムに走り、同じところを4回通って掃除を終了するという方式。
今度のルンバは部屋の形を判断し、部屋の形に応じて走り方を決め、もれなく早く掃除を終わらせるということらしい。
大きさがそれほど変わらないなら、吸引力はあまり変わらないのだろう。

となると、ちょっと不安になる。
今までも、ゴミの取り残しがあった。
見ていると、回転翼でゴミを取り込んで、それをかき取るのだが、その取りこぼしが時々起きるのだ。
畳の上に綿ぼこりのかたまりが残っていたりする。
でも、今までのルンバなら、何度か通るうちにそれをかき取ってしまうのだ。
だから、結果的にはきれいになる。

それを見ていると、こちらで手を出したくなる。
でも、出さずにいると、ちゃんとそこの上を通ってゴミがなくなる。
何度かその光景を見ると、うまくできているなあと思う。
我慢して見ているところがミソだ。

慣れてくると、途中で見に行ってゴミがあっても、大丈夫だろうと思えるようになる。
そして、終わったあと見に行くと、きれいになっている。

おお、よくやったなあ、と声を掛けたくなる。
そういう健気さがルンバの人気を支えているのではないか。

新型はどうなるのか、むずかしい…。


| | 考えたこと | 01:51 | comments(0) | trackbacks(0) |