考えたこと2

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BYDドルフィン
今日中国のBYD社の小型EVの「ドルフィン」が発売される。
BYDは中国のEVの1位で、このドルフィンは世界戦略車の位置づけ。
アメリカのテスラを追いかけている。

ドルフィンは363万円だが、補助金を活用すると298万になる。
この値段で、航続距離を400キロは脅威。
日産のリーフは、同じEVで408万円で、航続距離は322キロメートルしかない。

BYDはもともと電池のメーカーで、電池の材料が安いリン酸鉄系(LFP)のリチウムイオン電池を開発している。
これをブレード状にしてシャシーに配置することで。剛性も上げ、コバルトなどの高い材料を使った電池と同等に近い性能にしているとのこと。

部品の合理化も進めていて、モーター、インバーター、減速機、充電器などを内製して一体化し、コストダウン、重量減にも繋げているとのこと。
内製化は大きな部品にとどまらず、パワー半導体にも及んでいる。
それを使って、インバーターも安く作っている。

EV専用のプラットフォームを開発して、電池一体型のシャシーを使っている。
また、内製していないところは汎用のものを使っており、ディスプレイなどはスマホのチップなどを使って、安く作っているらしい。
物理的なスイッチは省かれて、ほとんどがタッチになっている。

これらのおかげで、安くて長距離走れるドルフィンができた。
2023年度の上期の世界新車販売台数は前年同期比96%も増えて、世界のトップ10に入る。
来年からはタイ工場も稼働し、ブラジルにも工場を作るとのこと。

課題は安定した品質への対応とのこと。

日本でも25年末までに全都道府県に100店以上の販売網を構築して、アフターサービスまで提供する予定とのことだ。

日本ではまだまだEVを受け入れるインフラができていないが…。

どこまでBYDが受け入れられるだろうか。





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