考えたこと2

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国立感染症研究所の役割
一昨日のブログにも書いたが、国立感染症研究所の役割は、感染を食い止めるということばかりではないだろうと思う。
去年の夏くらいの時点では、少なくとも欧米に比べて東アジアの感染の規模は明らかに小さいことはわかっていたはず。
その時点で、日本については欧米と違って感染の規模は小さく、その原因はわからないが(山中教授はファクターXと言っていた)インフルエンザと比較して感染規模を調査していれば、現状はだいぶ変わっていただろう。
それこそが、感染症研究所の役割だと思う。

マスコミがコロナコロナと煽っても、国立感染症研究所がデーターを示し、欧米と東アジアでは違うのだ、と言いさえすればよかった。
指定感染症もインフルエンザ並みの5類に下げていれば、医療体制が逼迫などしなかった。
そうすれば、今回の緊急事態宣言などなく、みんな正月を楽しんでいた。
外食産業やアパレル、化粧品なども今ほど不景気にならずに済んだだろう。

それが未だに緊急事態だという意見が9割だという。
もう止まらない。

一体何のための感染研なのか。
一昨日書いたように、超過死亡は減っている。
これが欧米なら、諸手を挙げて勝利宣言しているだろう。

これほど国立感染症研究所の人々が欧米崇拝しているとは思わなかった。
何でも欧米と同じようにしないといけない、と思っているのだろう。
欧米から教えてもらった、科学的な考え方というものを本当に理解していない。
ちゃんと数字を見て、科学的に考えれば緊急事態宣言など必要があるはずがない。

それでも、欧米が対策をすれば、日本も対策をしないといけないということになった。
最初の間は仕方がない。
でも、去年の夏くらいには欧米と東アジアは違うとわかっていたはず。
数値を理解して、指定感染症も外して、ちゃんとしていれば、今頃ファクターXもわかっていたかもしれない。
残念この上ない。

本当はそうすることが、欧米への恩返しだったと思う。

もう手遅れだが…。





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