考えたこと2

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ドローンの空撮
熊本県の地震の報道で活躍しているのがドローン。
ドローンの空撮はホントにきれいでよくわかる。
あんなのが飛ぶようになると、中継にはお金がかかるヘリコプターなんか使わなくなると思う。

報道用のドローンはこれからどんどん増えるだろう。
それだけでなく、建物の調査や生存者の確認などいろんな用途で活躍しそうだ。
野球やサッカーなど、スポーツの中継にも威力を発揮するだろう。
2020年の東京オリンピックでは、マラソンの中継にも使われるかもしれないなあ。

こうなると、報道のレポーターは大変だ。
自分でドローンを飛ばして事前に空撮する。
それをパソコンで編集して自分でまとめる。
その後、編集画像をバックに自撮りでレポートする。
そんな状態になる日が来るだろう。

ドローンというと新しい言葉だが、早い話がラジコンのヘリコプターみたいなものだ。
プロペラが複数あって、比較的簡単に飛ばすことができる。
空中でピタッと止まるホバリングというやつも、センサーがついていて安定して操縦できるらしい。
次世代の撮影用ドローンはすでにハリウッドでも使われている。

一昔前までは、上からの映像というとクレーンでカメラを持ち上げたり、ヘリコプターで飛んだりと素人には手が出ないものだった。
しかし、こういうものが出てくると、十数万円あれば空撮できてしまう。

電池の容量が大きくなったことが、進歩の理由の大きな一つ。
もちろん、モーターの性能も上がり、センサー、そこからのフィードバックの技術等が上がったこともあるだろうが、軽くて容量の大きな電池がなければ、無理だったと思う。
昔のラジコンヘリが大きな音をたててエンジンで飛んでいたことを思うと、夢のようだ。

空がどんどん身近なものになっていく。

| | 考えたこと | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
ストリーミング
日本でもストリーミングで音楽を聞く、ということがぼちぼち広まってきた。
Google Play Musicとか、Amazon Primeとか、海外のストリーミングサービスに対応する日本の曲も増えてきた。
まだまだ洋楽がメインだが、洋楽やジャズのファンなら月額を考えると得になると思える人もいるだろう。
ごくはアマゾンのプライム会員になっているが、年に3900円でストリーミングが聴き放題。
その他にもプライムビデオなど特典がついて、月額300円ちょっとだからまあ許せる。
今ならタバコ一箱より安い。

アメリカではストリーミングの売上げが伸びていて、去年の実績ではダウンロード販売やCD販売をおさえて一番の売上になったらしい。
アメリカの人口は3億人を超えて、若い人たちも多い。
音楽を所有するという考えはもう古いのだろう。

1950年代生まれのぼくらは、レコードから音楽に入った。
もちろんアナログだ。
レコードプレイヤー、アンプ、スピーカーがなければ音楽は聞けなかった。
インナーイヤータイプのヘッドフォンなどなかったし、ヘッドフォンは夜音が出せない時に聞くものだった。
音楽が持ち運べるようになったのは、ウォークマン以降だ。
あれは会社に入ったころだった。
Sonyが文化を作った。

その時代が2001年にiPodが出るまで続いた。
iPodの成功はiTunesのおかげだろう。
音楽をデーターにしてコンピューターでやり取りし、ハードディスクに貯めておけるようにした。
Sonyはそこで出遅れて失敗してしまった。

その時代がもっと進んで、音楽は必要なときにインターネットから聞くものになりつつある。
もちろん、ダウンロードもできるが…。

インターネットはどんどん文化を変えつつある。

何かで歴史を表すときに、インターネット以前と以降で分けるということが書いてあったが、本当にそうだと思う。
インターネットはあらゆることを変えていく。

ぼくはその両方を見られて、ラッキーだった。


| | 考えたこと | 01:48 | comments(0) | trackbacks(0) |