考えたこと2

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あの日あの時
小田和正の50曲入りベスト盤(と言ってもいいか)の「あの日あの時」がアマゾンから届いた。
ほとんど持っているのだが、もう一度まとめて聞きたいと思って、3枚組を買ってしまった。

彼ももう68歳。
ぼくよりほぼ10年上だ。
団塊の世代で、フォークブームだったころ「赤い鳥」が売れたころに出てきた。
いまだに40年前の自分の歌を、アレンジを変えて歌って、それでそのころ聞いていたぼくらに「いいなあ」と思わせるのはスゴイことだ。
当時、東芝EMIから出たアルバムはセットで買った。
レコードもほとんど持っていたのだが、全部CDになった。

オリジナルのアルバムを出さなかったのは、もう時間が少なかったからだという。
前の「小田日和」も半年遅れだったらしい。
それを作っていると、もう70歳を超えるだろう、ということだ。

去年、吉田拓郎とテレビで対談していたとき、今の活動を続けられるのも70歳までだろう、と言っていた。
もう秒読みに入っている。
同年代のアーティストがもう一線を退いている中、全国ツアーをこなし、新曲をリリースし、まだまだ頑張っている。
若いアーティストとも交流して、エライと思う。

このアルバム、ぼくは何といっても1枚目がいい。
オフコース時代の曲だ。
「僕の贈りもの」で始まり、「眠れぬ夜」はアンプラグドバージョンで、「君住む街へ」で終わる。

君住む街まで飛んでゆくよ ひとりと思わないで いつでも

コーラスの山本潤子がいい。
彼女だけが、小田くん、と言って指図できる人だと、若いミュージシャンが言っていた。
もう彼女も休業に入った。

でも、20代から曲調が変わらず、今も同じようなコンセプトで走っているのは本当にスゴイと思う。
偉大なるワンパターンだ。
たそがれ、風、せつない、あの頃、僕ら、走ってゆく・・、歌詞も小田の言葉だ。

でも、一つだけ残念だったのは、鈴木康博とのデュエットが聞けなかったこと。
もう二度と聞けないだろうなあ。

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