考えたこと2

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レジの変化
アメリカのブティックでは、レジを見えないところに持って行ったり、そもそもレジをなくしているところもあるとのこと。

なぜかというと、一部の買い物客が購入を踏みとどまるところ、がレジであるからだ。
買おうかなと思って見ていても、レジに列ができているのを見るとやめようと思う。
そういう機会損失を減らすということになる。
また、店員が決済用の端末(スマホ)を持っている場合、店員との会話も増えるという効果もある。
レジを「支払いの苦痛」と呼んでいる研究者もいるらしい。

それでも、レジの方がいい、という客もいるので店の奥の目立たないところにレジを置いているところもある。
両方の使い分けということだ。

カード社会が進んでくると、スマホ決済もアリになる。
高級なブティックなら、それもありだと思う。
日本でも百貨店などで買い物をすると、店員がレジに持っていって決済してくれるところもある。
そんな風にレジがなくなってくるのかもしれない。

店にとっては、現金を扱わなくて済むというところも大きいだろう。
合計が合わなかったりすると、店が閉められない。
防犯上も問題がある。

そういえば、日本に新しく出来たスーパーでは、レジと支払いがわけられたとのこと。
そしてセルフサービスになっている。
客は買ったものを一つずつバーコードリーダーに通し、合計が出たらその先の精算機で支払うというやり方。
一つのリーダーに対して、2つずつ精算機がある。
精算機は自動販売機と同じで、お金を入れたらお釣りが出るという仕組み。
これで、レジの人を雇わなくて済む。
スーパーなら、単価が安いから少々のミスは人件費でカバーできるんだろう。
見回りの人はいるらしいが、全部見ているわけではない。
そういえば、ロンドンの空港でもそうだった。

ぼくらが小学校のころ、初めてスーパーができて、レジで並ぶという経験をした。
遠足のおやつで合計200円とかいう計算をしつつ、レジで待ったものだ。
その当時はレジは手打ちでベテランの社員がやっていたはず。
一つ一つの値段を見て、ブラインドでテンキーを打つ。

時代は変わって、今は大学生のアルバイトでもできる。
テンキーを打たなくても、商品のバーコードを読ませるだけだ。

しかし、遠からずそういう仕事もなくなる。
みんなが自分でやるようになる。

店の風景も変わるなあ。

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