考えたこと2

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大地震
熊本、大分の地震のニュースを見ていると、阪神大震災を思い出す。
家やマンションが崩れ、道路にひび割れが入っているところを見ると、あの当時電車が止まって自転車で通っている時に見た光景と同じだ。

あの震災のあと、電車で名古屋に出張して窓の外の景色を見て、電信柱も立っているし家も傾いてないし、普通の景色を見て違和感を覚えたことを思い出す。
毎日自転車で傾いた電信柱や、潰れた家ばかり見ていると、ふと窓の外を見てまっすぐ立っている電信柱をみると変に思う。
そんな気持ちになるのが不思議だった。

今回は余震が多く、範囲も広い。
空港も被害を受け、鉄道、道路も寸断されている。
震源が3つもあるらしい。
いろんな場所でプレートが動いているのだろう。

人間の歴史はたった数千年。
今の地球の形がずっとあったわけではないらしい。
今は地球は青いが、生まれた頃は赤かったという。
もちろん、そんなころに生物がいたかどうかも定かではない。

そして陸と海が生まれたが、陸地は一つだった。
それが長い時間をかけて、5つの大陸に分かれた。
陸地が動いていったということだ。
その間、想像を絶するような大地震が数限りなく起こったんだろう。

宇宙の時間にしたら、ほんの短い間だが、人間の時間にしたら、気の遠くなるような長い時間。
そして、人類が生まれた。

ああいう災害があると、今、ここで生きているということが奇跡に思える。
災害が起こっても、起こらなくても、生きているということはいろんな偶然が重なって、今ここにいるということだ。
それがわかって、どうというものではない。

しかし、大地震が起こるたびに、それが思い出される。

まだまだ多くの人が避難している。
余震も多いし、これが南海トラフ地震につながるかもしれない。

早く普通の生活ができるように祈る。

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