考えたこと2

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五分ごとに切る
こないだ携帯の通話料金を調べていたら、auに「5分の通話はタダ」という「スーパーカケホ」というコースがあるのがわかった。
一日中何度かけてもタダということなので、これは得だと思う。

ぼくの使い方では、データー通信は月々3GBいかない(動画は見ないし、音楽も聞かない)と思うので、それを組み合わせるといくらなるか調べたら、月額6500円だった。
ただ、ぼくのスマホは古いので、サービスの対象外。
新しい4Gのスマホでないといけない。

安倍総理ではないが、やっぱりスマホの料金は高い。
格安スマホも出てきたが、まだまだややこしくて、変える気にならない。
自分一人なら変えてもいいのだが、家族も一緒だからややこしい。

だれかアプリを作ってくれないか。
5分ごとに電話を切って、もう一度同じ電話番号にかける、というアプリだ。
それをインストールすると、5分おきに切れるが、どれだけ話しても通話はタダというやつ。

しかし、若い人たちはLINE電話とかSKYPEとか、パケット通信で電話をかけるから、あまり流行らないかな。

かける方もかけられる方も、アプリを入れていたらパケットで通話ができる。
それならパケットの上限のないプランで入っておけば問題ない。

いや、しかしパケット通話をやめて音声電話に変えて、データー定額でGB数を減らせば得になるかもしれないぞ。

これはややこしい…。

そう、そのややこしさが通信会社の計略なのだと思う。
データー定額にしたって、自分のGB数がわからないと、どこを選んでいいのかわからないし、高齢者なら全く意味不明だろう。
格安スマホが出てきたって、いろんな制約があって、まだまだややこしい。

どうもスッキリしない。

だから、高い通話料を払い続けている。
でも、そのお金が新規の加入者への大幅な割引に使われている。
本来なら、長期のお客様は安くならないといけないのに、携帯の世界は長いほど損ということになる。

遅まきながら大手キャリアは見直すと言っているが、携帯を乗り換えして儲ける人もいるらしい。

だれか、いい考えを出してくれ。


| | 考えたこと | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
デ・ニーロみたいに
ロバート・デ・ニーロは今年72歳らしい。
渋い役者だ。
代表作はゴッドファーザーとか、タクシー・ドライバーとかたくさんある。

今回は、The Internという映画に出ていた。
アン・ハサウェイと共演している。

若い人が見たら、アン・ハサウェイの方に共感する映画だろうが、ぼくにとっては、デ・ニーロだ。

70歳のリタイアしたサラリーマンの役。
妻は中学の校長だったが、死に別れた。
リタイア後は旅行に行ったり、趣味の活動をしたりするが、結局は家に帰って一人、ということに耐えられず、毎日行くところがほしくなって応募する。

彼のキャリアは、電話帳の印刷をやっていた会社の部長、という設定。
アメリカにはインターン制度というのがあって、いろんな会社が長期の就業体験をやっているのだが、その一環のシニア・インターンという制度で申込み、入社するところから始まる。

アン・ハサウェイがやっている会社は、婦人物のアパレルの通販会社。彼女ひとりでやっていて、急成長した。
今やビルの1フロアをオフィスにして、その中を自転車で走り回って指示している。
大きな倉庫もあって、それらを文字通り取り仕切っているというのが社長である彼女。

Facebook世代の社長たち若い従業員にとっては、「電話帳って何?」というジェネレーションギャップがある。
インターネットで調べたらわかるのに、なんで電話帳を印刷するの?というところだろう。
今や電話帳を印刷する会社というものはない。

シャツをズボンに入れない若い従業員に囲まれて、スーツにネクタイ姿のデニーロがシニア・インターンとして座っているところは、なんとも言えない。

第二次大戦の直後のベビーブーマー世代であるデニーロと、Y世代と呼ばれる80年代生まれのインターネット世代の女性社長とのやりとりが面白い。
デニーロがFacebookのプロフィールの設定をアン・ハサウェイに手伝ってもらって完成し、あなたもこれでFacebook世代の仲間入りね、と言われるシーンが象徴的。

ぼくらは、やっぱりデニーロの雰囲気にあこがれる。
皮のスーツケースを持ち、ボタンダウンのシャツにネクタイで、スーツを着ている。
何事にも一家言持ち、若者たちの恋愛のアドバイスをしたりする。
さすがに、勤め人を長年やって鍛えられた、人生の達人という感じだ。

こういう人になりたいと思わせる。
これがデ・ニーロの貫録だろう。


| | 映画・舞台 | 00:44 | comments(0) | trackbacks(0) |