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2011.04.18 Monday
仏と神
仏教の国では宗教行事で手を合わす。
インドが発祥らしい。 お釈迦様が悟りを開いた国だ。 浄と不浄が合わさるところに、真実があるとされる。 うちは浄土真宗だから、法事などがあるとお寺さんが来てお経をあげ、説教をする。 どうも、この説教というのがうさんくさい。 また、葬式で金儲けをするようになって、日本の仏教は堕落したと言われている。 最近はお寺と関係なく葬儀をするところもあるという。 一方、日本の神道では、二礼して、二回手をたたき、一礼をするのが正式。 手を合わせるという習慣は、もともとない。 ぼくは、神社では神さんが寝ているから、鈴を鳴らして起こし、その上で2回手をたたいて拝むと教えてもらった。 日本の神さんはいい加減なものだ、と子供心に思った。 しかし、そのいい加減さが、なんとなく好ましい。 人間っぽいのだ。 年をとってくると、仏より神だと思うようになった。 神さんの方が身近にいる。 お寺よりも神社。 年をとると、そうなってくる。 |
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