考えたこと2

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自分の字
2000年頃に会社で書いていたノートがタンスの隙間から出てきた。
紙袋に入れて、置いてあったもの。

懐かしい。
大学ノート5冊と、A4のルーズリーフが100枚ほど。
前にも書いたが、不思議なもので、自分の書いたものを見たら、何となく書いたときのことを思い出せる。
出張のこと、会議のこと、プロジェクトのこと…。

あの頃は、まだ字がきれいだったんだ、と自分で感心した。

最近は字がきたなくなった。
丁寧に書けない。速く書こうとするから、よけいにきたなくなる。
無意識に、ワープロで打つ速さで書こうとするからだ。
時々、自分の字が情けなくなるが、頭で書こうと考えることと手は同期してしまうので、ふだんタイプしていると、どうしてもその速さで書きたくなりミミズが這ったような字になる。

中学や高校の頃に書いていた日記を見ると、やっぱり字が幼いと思う。
でも、基本的には大人になっても同じような字を書いているとも思う。

いつ頃、字の形は決まるんだろうか。
自分の過去の字を見るかぎり、中学生の頃には、だいたいの字の形は決まっていると思う。
それ以降は、書くときのクセなどは直らないのだろう。

昔、手書きしかなかった頃は、レポートの字を見たら誰が書いたのか、わかったものだ。
丸みがある人、角張っている人、傾斜がきつい人、しっかりとはねたり、はらったりする人…。

僕がよく言われたのは、女の子風の字だということ。
だいたい、丸い感じの字だ。

今はほとんど書かないので、書けなくなった。

昔の速度に戻って、しばらく書いたら、また同じような字が書けるのだろうか…。

昔のノートを見ていたら、自分の字がいとおしくなった。

字も自分の分身なのかもしれない。


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