考えたこと2

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不思議な世界
昨日の「世界の言語の数体系」のページを眺めていたら、色々面白い言葉があった。

http://www.sf.airnet.ne.jp/ts/language/numberj.html  ←ここです。

パプア・ニューギニアのアランブラック語という言葉があるらしい。
この言語の数の数え方にはびっくりした。

数を表す単語は1と2と5と20の4つしかないとのこと。
1は1だし、2は2になる。3は(1 と 2)、4は(2 と 2)、5は5、6は(5 と 1)、7は(5 と 2)、8は(5 と 2 と 1)、9は(5 と 2 と 2)、10は(5 X 2)・・となる。

この調子でいくと、99はどうなると思います?
なんと、「(20×(2 と 2)) と (5 × (2 と 1)) と (2 と 2)」となるらしい。ひぇー!という感じです。

これでは、大きな数をあらわすのは大変だ。
生活していく上で、そんなに大きな数が必要ないという事なのだろうが…。

複雑度ナンバーワンの言語は「グワンダラ語ニンビア方言」というものらしい。
これは、完全に12進数になっている。

10進法、20進法というのは、人間の指の数という事で納得がいくが、12進法というのはどこから来たんだろうか。

僕の想像では、指を一つも開かない、グーの状態を1にしたのではないかと思う。
グーが1、指を1本立てて2・・・というふうに数えていくと、ちょうど両手で12になる。

・・・と思ったら、これはメソポタミアで、新月から満月までの繰り返しが12回で1年、というところから来ているらしい。
残念、新説ならず。

でも、数の数え方一つでこれだけ違うという・・・人間は面白い。


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